アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王が、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に対し、繁華街イスティクラル通りで少なくと6人が死亡、数十人が負傷したテロ攻撃の犠牲者に哀悼の意を伝える電報を送ったと、2022年11月14日月曜、サウジ通信社が報じた。
「我々はこの犯罪行為を強く非難します。エルドリアン大統領、遺族の皆様、トルコの人々に、心からの哀悼の意を表します」と国王は述べ、負傷した人々の一刻も早い回復を祈った。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子もまた同様の電報をトルコ大統領に送っている。
2022年11月13日、観光客らでにぎわうエリアで発生した爆発により、少なくとも81人が負傷した。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、現地時間午後4時20分頃の爆発の直後、地面に横たわる遺体が映っている。
エルドアン大統領は死傷者数を確認し、この爆発を「攻撃」と表現した。
2022年11月14日月曜、スュレイマン・ソイル内務大臣がトルコ国営通信社のアナドル通信社の取材に対し、爆弾を仕掛けた人物を拘束したと述べた。
2022年11月13日日曜の爆発は、2016年12月以来、最も多くの死者数を出した。
アルカイダ、ダーイシュ、クルディスタン労働者党(PKK)はいずれも、昨今トルコで発生しているテロ攻撃で犯行声明を出している。