• サウジからの8便目の救援航空便によってトルコ・シリア地震被災者に食料、医療用品、シェルターなどの物資が届けられる

ラシッド・ハッサン / タレック・アル・タカフィ

リヤド：トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相は、トルコ・シリア地震被災者の支援におけるサウジ救援チームの迅速な対応を称賛した。

同じ頃、食料、医療用品、シェルターなどの物資を積んだサウジアラビアからの8便目の救援航空便がシリアのアレッポ国際空港に到着した。

サウジ通信の報道によると、チャヴシュオール外相は大地震発生後の先日トルコのハタイ県で、大地震発生後に援助活動を行っているサルマン国王人道援助救援センター（KSrelief）およびサウジ赤新月社の代表団と面会した。

同外相はサルマン国王陛下とムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下に対し、サウジアラビアによる支援への感謝を伝えた。

KSreliefは、離陸する救援航空便の写真を載せたツイートの中で次のように述べた。「食料、医療用品、シェルターなど35トン以上の物資を積んだ8便目の救援航空便が、 #シリア と #トルコ の震災被災者を支援するために #アレッポ 国際空港に向けて出発した」

13日には、3600万サウジリヤル（960万ドル）以上相当の医療用品を積んだサウジアラビアからの別の航空便がトルコのガズィアンテプ空港に到着した。

地震発生24時間後にガズィアンテプに到着したリヤドのジャーナリスト、アワド・アル・ファイヤド氏はアラブニュースに対し次のように語った。「サウジの救援ブリッジは現地において非常に効果的だった。最初の5日間に届いた援助物資の大半は非常に乏しいものだったが、地震発生4日後に届いたサウジの援助物資は十分な量だった」

「トルコ当局によると、サウジからの援助物資はシリア北部とトルコ南部に十分量届けられた最初の国際援助物資だった」

サウジアラビアから被災地に派遣された30人以上の捜索・救助隊は温かく迎えられたという。

「援助活動や専門性という点で、サウジのチームほど大規模で多様なチームはこれまで見たことがない」

在トルコ・サウジ大使館の文化担当官は、トルコの大学で学ぶサウジ人学生被災者に24時間体制で支援や助言を提供する特別サービスを設置した。

KSreliefは、プラットフォーム「サヘム」を通して被災者支援のための全国キャンペーンを開始した。これまでに150万件の寄付から3億5000万サウジリヤルを超える寄付金が集まっている。