• 専門家がサウジアラビアのスマートシティのプレゼンテーションにおけるメタバースの活用を称賛
• 「この強力なデジタルプラットフォームがあれば、誰もが参加するだろう 」と文化省の関係者は言う

リヤド：メタバースの専門家が、教育・科学・文化の未来に関する国際機関フォーラム（FESCIOF）のディスカッションで、サウジアラビアがスマートシティ開発のプレゼンテーションにデジタル技術を活用していることを称賛した。

8日に行われた、コミュニケーションとデジタル接続の未来に関するセッションの中で発言した、英国のメタバース・インスティテュート（The Metaverse Institute）のCEO兼創設者であるクリスティーナ・ヤン・チャン博士は、サウジアラビアがこの技術をどのように活用しているかを説明した。

「サウジアラビアでは、多くの素晴らしいスマートシティプロジェクトがあり、そこではメタバース環境で今日のデジタルを使って都市全体をシミュレートしている」と同氏は語った。

「都市が建設される前でも、ここサウジアラビア、あるいは世界の他の地域から、都市への移住を考えているすべての市民が、公共交通機関や住宅、医療、あるいはフィクションなど、その都市がどのようなものになるかを見ることができる。」

同氏は、メタバースがさまざまな新しい技術を結集し、とてもユーザーフレンドリーな直感的で没入感がありインタラクティブなインターフェイスを作り上げたと述べている。

「人工知能、5G接続、サイバーセキュリティ、VR、AR、XRなどのさまざまなユーザーインターフェースといったものを通して、このアイコンシステムの顕著な特徴が明らかになってきている」 とチャン氏は語った。

サウジアラビア文化省の遺産委員会のCEOであるジャシール・アルヘルビッシュ氏は、次のように述べている。「このような強力なデジタルプラットフォームがあれば、誰もが参加するだろう。こうした技術の進歩は、我々が科学を管理するのに役立っている。」

アル・ウラー王立委員会（RCU）のデジタル分析担当副総裁であるローレンス・イータ氏は、この会議のポイントは、教育と科学の未来、そしてデジタルリテラシーの必要性を議論することだと述べた。

同氏は、アル・ウラーでは、RCUが通信事業者と緊密に連携し、地域とその文化を外の世界に紹介するために必要なインフラを整備していると語った。

「アル・ウラーはベルギーと同じ広さなので、まず第一に必要なのはインターネットの普及だ。」

同氏は、デジタル接続により、電気通信が世界に価値をもたらすことができると付け加えた。

「例えば、自律走行ポッドを取り上げてみよう。それは自律走行車というよりも、デジタル経済が生み出されるということを意味している。なぜなら、今、アル・ウラーには、それらのポートを実際に動かしている地元の人たちがいるからだ。」