
ジェッダ:サウジアラビアのハッジ・ウムラ省は、最後のハッジから5年以上経過した人を対象とした国内巡礼者向けの第2回登録受付開始を発表した。
同省では、対象となる人に対して、ホームページやアプリ「NUSUK」から早急に応募するよう呼びかけている。
また、12歳以上の市民および居住者は応募可能だが、急性疾患、慢性疾患、感染症に罹患していないことが条件であるとしている。
同省によると、申請者は1回の予約で、マフラムと呼ばれる女性巡礼者の男性後見人を含め、最大13人の同行者を追加することができる。
5年以内にハッジを行ったマフラムは、免除申請書を提出することを条件に除外することができる。
同省によると、申込者は4つのハッジサービスパッケージから選ぶことができる。
同省は、登録者がCOVID-19、髄膜炎、季節性インフルエンザの予防接種を受けていることを確認した後、ハッジ許可証の発行を5月5日から開始すると発表した。
また、登録は代理店やディーラーではなく応募者自身が行わねばならず、その後の予約は自動キャンセルを避けるため、SADADの電子システムを通じて72時間以内に支払う必要がある。
なお同省は、登録を取り消す可能性のある人に対して、返金要求を出す前に規約を読むよう助言している。
初回の登録は、ハッジの儀式をまだ行っていない人が対象だった。