ドバイ:イランのアミール・サイード・イラバニ国連特使は、同国は米軍に対するいかなる行動や攻撃にも関与していないと述べたと、半公式のタスニム通信が5日に報じた。
米国は、10月7日にイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの間で戦争が勃発して以来、中東海域での一連の攻撃に関して、イランと連携するイエメンのフーシ派を非難している。
ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は4日、記者団へのブリーフィングで次のように述べた。
「一連の攻撃はイエメンのフーシ派によるものであるが、(米国政府には)完全にイランによって実行されたと信じる十分な理由がある」
直近の事件では、3日に紅海南部の国際水域で3隻の商業船が攻撃を受けた。フーシ派は、この海域を航行中のイスラエルのものとされる船2隻に対して、ドローンとミサイルによる攻撃を仕掛けたことを認めた。
米海軍の駆逐艦カーニーは3日、商業船からの救難信号に応じて、3機のドローンを撃墜した。米軍は、3隻の船は14カ国と関連があったと発表した。
AP