
リヤド:サウジアラビア外務省は、2日にハルツームの同国大使館の文化庁舎を武装グループが襲撃した件を非難した。
同省が発表した声明によると、武装グループは建物内の機器やカメラに破壊工作を行った後、財産を奪い、システムや業務を妨害したという。
外務省は、スーダンでの同襲撃に対するサウジアラビアの非難を表明し、外交使節団の尊厳を尊重するよう求めた。
同声明はまた、襲撃者の行為に対して責任追及を行っていると付け加えた。
サウジアラビアは、スーダンにおける軍事的エスカレーションを停止し、暴力行為を終わらせ、外交官や住民、スーダン市民に対する必要な保護を提供するよう改めて求めた。
アブドゥルファッターフ・ブルハン氏率いるスーダン軍とモハメド・ハマダン・ダガロ将軍が指揮を執る即応支援部隊との間の戦闘は、米国が仲介して72時間の停戦が合意されたにも関わらず継続している。
サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子は2日、アフリカ連合委員会のムーサ・ファキ・マハマト委員長と電話会談を行い、暴力行為を終わらせる計画について話し合った。
両者はまた、衝突の激化を防ぎ、スーダンの民間人を保護することの重要性についても議論した。
さらに、アフリカ大陸の最新の情勢について話し合い、地域的・国際的な事柄や共通の関心事についても意見を交わした。