

ファハド・アル・ザハラニ、リヤド
Education Firstによると、サウジアラビアでは今後数年で英語の習熟度が向上すると予想されている。グローバルな教育会社Education FirstはEF英語能力指数をまとめており、現在、サウジアラビアは100か国中98位にランクされている。
サウジアラビアEFの総支配人であるJohn Bernström氏は、リヤドの新本社およびEF英語センターの開校式典にて、「サウジアラビアの英語能力は毎年向上すると確信しています」と述べた。
同氏は、政府や教育省、大学、高校での英語教育に力を入れており、特に若者の間での個人的な英語スキルを向上させたいという強い願望を持っている。
「(英語を)学ぶ意欲にあふれていると思います」と同氏は言い、EFに登録する生徒の大部分は18~25歳の間であると付け加えた。
「男女両方から関心が寄せられています。男性の方が若干多いですが、女性もとても興味を持っています」とBernstrom氏は語る。英語を学ぶために海外旅行をする女性が増えており、「安全で文化的にも適切な環境で英語学習を提供できることを大いに誇りに思っています」と話した。
EFはサウジの他の都市にも事業を拡大する計画で、新しい本社は「その目標に向けた最初の一歩です」とBernström氏は付け加えた。
EF英語センターの英語トレーニングのHelen Indelicatoディレクターは次のように述べた。「リヤドの新しいEF英語センターは、学生が持つ専門的なスキルを向上させる機会を与え、それを通じて彼らはサウジアラビア経済の近代化と多様化に貢献するでしょう」
「私たちはサウジアラビア王国に質の高い英語トレーニングを提供し、そのグローバルな人員に国際企業、訪問者、トレーニング・ソリューション、その他無数の機会に関わるチャンスを提供します」
同センターは、13歳以上の学生を対象に、初級、中級、上級のコースを用意している。また、標準化されたグローバルなテストに向けた準備プログラムも提供する。教員は全員、英語圏出身者で構成されている。
「オープンしたばかりの当社現地校は、英語の旅への足がかりです。ここの生徒たちは、サウジアラビアにいながら言語の基礎を学び、さまざまな文化に浸ることができるのです」とIndelicato氏は語った。
「学生はいつでも、世界40都市のいずれかにスムーズに転校し、語学と文化を満喫しながら、海外での経験を最大限に活かすことができます」
EFの活動は、語学、学術、文化交流、教育旅行プログラムに焦点を当てており、2018年、サウジアラビアでは第8回EF英語力指数会議が開催された。