
シハブ・スマン、ダッカ
バングラデシュの関係者によると、サウジアラビアの複数のトップ企業が、バングラデシュの多くの事業部門に約300億ドルの投資を検討しているという。
2日間にわたる合同経済会議(JEC)の初日の会合には、40人のサウジアラビア代表団が参加した。これは、マハル・アル・ガシン国際問題担当副大臣が団長を務め、サウジ最大の複合企業体7社の代表者が参加した。参加企業は次の通り:サウジアラムコ、ACWA Power、Honey and Health、Engineering Dimension Com、Aljomaih Energy and Water Company、Albwani Water and Power、the Red Sea Gateway Terminal (RSGT)。また、バングラデシュ側は、経済関係部(ERD)のモナワル・アーマド事務局長が代表を務め、水曜日にダッカで6つの技術会合を開催した。
ERDの中東部門のシニアアシスタントチーフであるファイサル・ザフル氏は、サウジアラビアの代表団は合意文書の草案を検討しているところで、木曜日には署名にこぎつける予定であるとアラブニュースに語った。
彼は、「JECの会議は、主にバングラデシュの電力およびエネルギー分野への投資問題が中心でした。我々は合意文書の草案を用意し、木曜日に双方が署名する予定です」と述べ、サウジにおけるバングラデシュ労働者の福祉に関連した問題なども議論されたと付け加えた。
「サウジ当局に対し、パスポートの期限切れにより王国で問題に直面しているバングラデシュ移民のパスポート問題を解決するよう求めました」とザフル氏は述べ、さらに、300億ドル相当の投資の計画も示されたが、金額はそれ以上になる可能性があると付け加えた。
「サウジアラビアの投資家は、バングラデシュにいくらでも投資する用意がありますが、それはこの国がどれだけ消費できるかにかかっています」と彼は言う。
バングラデシュ投資開発庁(BIDA)のモハンマド・シラジュル・イスラム会長は、アラブニュースに対しサウジアラビアは理想的なパートナーであると語った。
「私たちはサウジアラビアの投資家をここバングラデシュに招きたいと強く望んでいます。なぜなら彼らには大きな投資能力があるからです。私たちの狙いは、数億または数十億(ドル)の投資を行う大手の投資家を集めることにあります。」と彼は言う。
イスラム氏は、政府から企業への投資と企業間の投資の両方が水曜日に議論されたが、民間部門への投資のほとんどは合弁事業に傾いていると付け加えた。
「サウジの巨大な変圧器メーカーであるEngineering Dimensionsは、すでにバングラデシュの国有企業との合弁事業を開始しています」と彼は言う。「現在、税制上の優遇措置やその他の関連する問題について議論が進行中ですが、もうすぐ解決される予定です。」