
リヤド:サウジアラビアの外相であるファイサル・ビン・ファルハーン王子は11日、イギリスのケンブリッジ大学の湾岸研究センターが主催する第13回湾岸研究会議に出席した。サウジ通信が報じた。
リモートで出席した同外相はこの会議において、湾岸諸国は共同のリソースを用いて世界中の国々の間に架け橋を築くことに貢献していると指摘した。
同外相は次のように述べた。「地域内および世界における我々の主な優先事項は常に、発展と繁栄のための道を開くことである」
「これは我々の外交政策や安全保障政策の主な原動力であり、サウジアラビア王国の外相である私の主な仕事でもある」
ファイサル王子は地域情勢についてコメントする中で、平和的手段を通した紛争解決、安全保障の向上、貿易関係の促進に対するサウジアラビアの決意を強調した。
また、湾岸協力理事会(GCC)諸国は共通の課題に対処するための共同行動を引き続き強化していると述べた。