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イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区を攻撃、学校教師(57)を含む2人死亡

ジャワド・バワクナ氏とアドハム・ジャバリン氏の葬儀で、喪主が遺体を運ぶ様子を窓から見つめる人々=ヨルダン川西岸地区ジェニン、2023年1月19日撮影。(ロイター)
ジャワド・バワクナ氏とアドハム・ジャバリン氏の葬儀で、喪主が遺体を運ぶ様子を窓から見つめる人々=ヨルダン川西岸地区ジェニン、2023年1月19日撮影。(ロイター)
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20 Jan 2023 09:01:37 GMT9
20 Jan 2023 09:01:37 GMT9
  • パレスチナ首相、民間人に対する犯罪行為を阻止するため各国に介入を呼びかけ
  • 40年ぶりにベエルシェバ刑務所より釈放されたマヘル・ユニス氏を村が熱烈に歓迎

モハメッド・ナジブ

ラマッラー: イスラエル軍は木曜日未明、紛争地ジェニンを襲撃した際、軍の占領地であるヨルダン川西岸地区で57歳の学校教師を含むパレスチナ人2人を射殺したと、当局者および医療関係者らが明らかにした。

パレスチナのモハマド・シタイエ首相は、世界各国に対し、イスラエルの占領軍によるパレスチナ人に対する犯罪に介入し、阻止するよう呼びかた。

また、このような犯罪が続いている事態について、イスラエルに全責任があるとした。

ジェニン難民キャンプで、教師のジャワド・バワクナ氏(6児の父)と、アドハム・ジャバリン氏(28)が撃たれた。

2人の死亡で、今年に入ってからのパレスチナ人の死亡者数は17人となり、うち4人が子どもである。このうち9人がジェニンで死亡している。

今回の襲撃で15人が逮捕された。

イスラエル軍の大部隊がキャンプに突入し、キャンプを見下ろす複数の住宅や建物の屋根に狙撃兵を配置した。

イスラエルの特殊部隊により、キャンプの入り口にある住宅への侵入や、アパート数棟の襲撃が行われた。また、住民が拘束され、携帯電話が押収された。

ジェニンのファタハ書記、アタ・アブ・ルマーイラ氏は、イスラエル軍がバクワナ氏に発砲したのは、同氏がジャバリン氏に応急処置を施そうとしていた最中のことだと述べている。

治療と負傷者の病院への搬送のために駆けつけた救急隊は、キャンプに入ることを妨げられ、負傷者らは自家用車での移動を余儀なくされた。

その後、キャンプ内の若者らとイスラエル軍との間で暴力的な対立が起こり、軍が市民を逮捕するにあたって3人が実弾で負傷した。

ジェニンを拠点とするファタハ運動と抵抗勢力は、死亡した2人のために喪に服す期間を宣言した。

ジェニンのハリル・スレイマン政府病院のウィサム・バクル院長は、イスラエル軍が病院に発砲したため、患者や医師の生命が脅かされたと述べた。

シタイエ首相は、占領軍が病院を標的にしたことを非難し、世界保健機関(WHO)などの国際機関に対して、この犯罪を非難するよう呼びかけた。

ファタハ運動の最高指導者に次ぐマフムード・アルアルール氏は、占領軍の行動は、現状維持がもはや容認できないことを物語っていると述べている。

指導部内ではいくつかのシナリオが検討されているとしながらも、占領軍への抵抗が最も現実的な選択肢であると指摘した。

ジェニン知事のアクラム・ラジューブ少将は、イスラエル軍がジェニンの難民キャンプで市民を処刑したことは、殺害がイスラエル政府の優先事項であることの表れとしている。

彼はアラブ・ニュースの取材に次のように話している。「ジェニンがヨルダン川西岸地区のどの都市よりも標的とされていることは明らかであり、その凶暴性、暴力性、侵攻の回数はかつてないほど増加している。

ジェニンにおける都市や、難民キャンプ、村々を襲撃する部隊や軍用車両の規模は、毎回増大している」

また、ジェニンの暴力的な状態は、同市の治安、経済、社会生活にあらゆる面で悪影響を及ぼしていると述べた。

さらに次のようにも述べている。「現在、私はジェニンの街を歩いているが、どの店も閉まっている。

このような空気では誰も買い物に来ない。近隣のイスラエルの都市に住むパレスチナ人ですらそうだ。これまで、彼らは買い物に来て、街の経済活性化に貢献するのが常だった。

凶悪な殺戮が度重なった後、ジェニンはまるでゴースト・タウンのようになってしまった」

パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会事務総長のフセイン・アル・シェイク氏は、マフムード・アッバース大統領とラマッラーで会談した際に、大統領がジェイク・サリバン米国国家安全保障顧問への要請でイスラエルに対し犯罪行為の停止を促すよう求めるつもりとの方針を聞かされたと述べた。

これとは別に、マヘル・ユニス氏(65)は、40年間服役した後、木曜日にイスラエルの刑務所から釈放された。

パレスチナ囚人クラブによると、ユニス氏は早朝に、イスラエル南部のベエルシェバ刑務所より釈放された。

ユニス氏は、イスラエルへの抵抗とファタハ運動への参加を理由に、1983年1月18日に刑を言い渡された。

彼はこう言った。「私は40年間の服役が終わった暁には、解放された母国を目の当たりにすることを望んでいた。すべての囚人の自由を願っている」

イスラエル警察は、ユニス氏の家族が彼の解放を祝うのを禁止した。

しかし、警察の牽制にもかかわらず、家族の家にはアラ村やアラブ系コミュニティから大勢の人々が集まり、ユニス氏の解放を祝賀した。

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