東京:日本の中部にある愛知県の武豊火力発電所で爆発音が聞こえ、黒煙が上がっているとの通報があったと、公共放送のNHKが31日に報じた。
NHKによると、火力発電所のボイラーから黒煙が発生し、隣にある石炭コンベアからも火が出ていたという。
地元消防局の関係者は、目撃者からの通報を受け、消防隊が発電所に向かったとロイター通信に語った。
ロイター通信が地元警察に話を聞いたところ、現在までに負傷者の報告はないという。
この発電所は、日本最大の発電会社であるJERAが運営している。ロイター通信はJERAにコメントを求めたが、すぐに回答は無かった。
JERAのウェブサイトによれば、武豊発電所の発電能力は107万キロワットで、単体出力としては国内最大級。
同発電所は、中部日本で最大の都市である名古屋の約40 km(25マイル)南方に位置している。
ロイター