

リヤド:サウジアラビアのマジッド・アル・ホガイル都市村落・住宅相は、今週トルコを公式訪問した際、イスタンブールのダヴト・グル知事を含むトルコ政府関係者やビジネスリーダーと会談した。
アル・ホガイル大臣とグル知事は会談の中で、両国の関係とその強化方法について検討したと、13日、国営サウジ通信(SPA)が伝えた。
両氏は、イスタンブールの文化と遺産を保存する取り組みとイスタンブールにおける都市開発の必要性を両立させてきた経験と、イスタンブールが直面する課題について話し合った。アル・ホガイル大臣はグル知事にサウジアラビアを訪問し、9月に開催されるシティスケープ・グローバル不動産展示会に出席するよう招待した。
その後、アル・ホガイル大臣はイスタンブールの自治体で、都市運営を専門とするトルコ企業の幹部らと数回の会合を開いた。彼らは公共駐車場、廃棄物リサイクル、スマートシティ開発などの問題管理に関する経験と専門知識のほか、公益事業の運営を改善するために各社が考案した方法、直面した主な問題、イスタンブールの都市開発業者が直面する課題を踏まえて各社が開発した解決策について検討した。
アル・ホガイル大臣は、サウジアラビアは地方自治体や住宅部門を含むサウジアラビア全土のさまざまな経済・開発分野への投資を誘致する質的な環境において、多くの有望な投資機会を提供しているとトルコ側に伝えた。
また、大臣は特に不動産開発、インフラプロジェクト、スマートシティの分野におけるサウジアラビアとトルコの協力強化に期待していると付け加えた。