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サウジアラビア、5月に99件の新たな事業許可を発行

投資の種類別という点では、国営工場が発行された許可総数の73.74パーセントで、最大のシェアを記録した。(シャッターストック) 
投資の種類別という点では、国営工場が発行された許可総数の73.74パーセントで、最大のシェアを記録した。(シャッターストック) 
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24 Jul 2023 07:07:19 GMT9
24 Jul 2023 07:07:19 GMT9

アラブニュース

リヤド:最新の公式データによると、サウジアラビアの産業部門は急速に弾みをつけており、政府は5月に99件の新工場設立のための新規許可を発行した。 

産業鉱物資源省によると、許可を受けた経済活動は上位から食品製造が16件、工務事業が10件、非金属鉱物生産が9件であった。 

また、化学品製造部門に対して9件の新規許可を発行し、成形金属製造部門とゴム生産部門に対してそれぞれ8件の許可が発行された。  

この報告書によると、これら新規許可を受けた事業者が約束した投資額は、201億サウジアラビア・リヤル(53億5,000万ドル)であった。小規模企業が新規事業許可のほとんどを占め、全体の88.89パーセントとなっている。次いで、中規模企業が許可全体の10.10パーセントを獲得し、1.01パーセントの零細企業がそれに続いた。 

投資の種類別という点では、国営工場が発行された許可総数の73.74パーセントで、最大のシェアを記録した。次いで外国企業が15.15パーセント、共同出資企業が11.11パーセントであった。 

産業鉱物資源省は、今年初めから4月末までに484件の事業許可を発行しており、この期間で王国全土において、10,966か所の工場が稼働もしくは建設中であった。 

これら既存および建設中の工場への投資総額は1兆4,700億サウジアラビア・リヤルとなっている。  

5月に生産を開始した工場は98か所で、その投資額は33億リヤルであった。  

これら工場の内訳は、非金属製造施設が18か所で最も多く、次いで混合鉱物が12か所、食品が11か所、ゴムとプラスチックが10か所、工務事業が9か所であった。  

一方、生産を開始した全工場のうち、国営工場が83.67パーセントを占め、共同出資と外国投資がそれぞれ8.16パーセントで続いた。  

なお、3月にオサマ・ビン・アブドルアジーズ・アルザミル産業鉱物資源副大臣は、「ビジョン2030」の発表以降、王国の工場数は50パーセント増加したと話している。       

同副大臣のコメントは、王国には1万か所以上の産業施設があり、2022年単年で1,023か所の工場で操業が開始されたことが示された、昨年発表の統計を受けてのものである。 

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