
リヤド: 2030年万博のリヤド開催に立候補しているサウジアラビアに対して南スーダンのサルバ・キール大統領が同国の全面的支持を表明したと、サウジ通信社が8月2日に報じた。
大統領のこの発言は、首都ジュバでのサウジ王室顧問アフメッド・カッタン氏との会談中のことだった。この会談でカッタン顧問は、両国関係と協力強化に関するサルマン国王からのメッセージを伝えていた。
会談では、カッタン顧問はサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子からのキール大統領と南スーダン政府および国民に向けた挨拶を伝え、キール大統領もサウジアラビアへの挨拶と感謝の意を表明した。
両者は共通の利害が絡むすべての地域的・国際的な出来事に加え、二国間関係やさまざまな分野での支援や開発促進策について協議した。
キール大統領は、今年後半に初となるサウジ・アフリカサミットと第5回アラブ・アフリカサミットの主催に向けたサウジアラビアのイニシアティブを歓迎すると述べた。
サウジアラビアによる世界万博開催誘致への南スーダンの支持は両国の卓越した関係から生まれたものであるとして、カッタン顧問はサウジアラビアの感謝の意を表明した。
一方、カッタン顧問はジュバ訪問中に南スーダンのデン・ダウ・デン外務・国際協力大臣代行とも二国間会談を行った。