

アラブニュース、リヤド
米国務長官は水曜日、サウジアラビアの指導者とイランへの対抗措置を中心とした協議を行うためリヤドに到着した。
マイク・ポンペオのサウジ訪問は、米国がイランの強力な軍司令官カッセム・ソレイマニを殺害して以来初めてとなる。
国務省の関係者によると、彼はサルマン国王、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子、およびファイサル・ビン・ファルハーン外相と会談する予定である。
「我々は、特にイランからの脅威に関する安全保障上の問題について多くの時間を費やす」とポンぺオはエチオピアの首都アディス・アベバで記者団に語り、リヤドに向かった。
ポンペオは、米国はイランと「いつでも話をする用意がある」と述べたが、イラン政権は「彼らの行動を根本的に改めなければならない」と強調した。
「圧力キャンペーンは続ける。それは単なる経済的圧力キャンペーンではなく、外交的圧力、外交を通じた孤立化も伴う」と彼は語った。
2018年にドナルド・トランプ米国大統領は、イラン核合意から離脱し、テヘランの地域的影響力を減らすことを目的として全面的な制裁措置を課している。
ポンペオのサウジアラビアへの3日間の訪問は、先月バグダッドでソレイマニを殺害したドローンによる爆撃により地域の緊張が高まって以降初めてとなる。
イランは、イラクに駐留する米軍に対するミサイル攻撃で対応した。
ポンペオはリヤドで、米国はイラクの基地での米軍に対するイランの攻撃を容認しないと述べた。
先に彼は、米国はイラクにおける米軍に対するイランの攻撃に対応するだろうと警告している。
「我々は、イラクにいる代理部隊を通じてイランがアメリカ人の命を危険にさらしていることは通常のやり方とは違うということを認識している」と彼は述べている。
彼は、「こうした非常に重大な攻撃については説明責任が果たされなければならない」と付け加えた。
イランはまた、9月にサウジアラムコの2つの施設をドローンとミサイルで攻撃したとして非難されているが、この攻撃により世界の石油供給の5%以上が一時的に停止した。
ポンペオはまた、サウジ訪問中に両国の経済関係を含む幅広い問題について議論すると語った。
先週、サウジアラビアと米国は、フランクリン・ルーズベルト大統領とアブドゥルアズィズ国王の間のUSSクインシー会議の75周年を祝った。
ルーズベルトとアブドゥルアジズ国王は1945年にUSSクインシーで会談したが、この米国大統領とサウジ国王との最初の出会いは、今日、両国が共有する広範な戦略的パートナーシップの基礎を築くこととなった。
リヤドの後、ポンペオは金曜日にハイサム・ビン・タリク新国王と面会するためオマーンに向かう。
ポンペオは、アラブ世界で最も長く奉仕し、イランと米国の仲介役を務めた前任者であるカブース前国王の死について哀悼の意を伝える予定である。
*With AP