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「今はアラブの才能にとって黄金期」 サウジ映画プロデューサーが語る

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21 Sep 2023 08:09:30 GMT9
21 Sep 2023 08:09:30 GMT9
  • メディアコンサルタント件プロデューサーのルーア・アル・マダニ氏は『サウジウッド』の将来について楽観的であると『メイマン・ショー』で語った。

フッサム・アル・メイマン

リヤド:サウジアラビアの映画プロデューサーでメディアコンサルタントのルーア・アル・マダニ氏は『メイマン・ショー』に出演し、サウジアラビアの映画産業『サウジウッド』の発展について楽観的な見方を示した。彼女は同時に、王国における映画の制作、配給、上映を容易にするための強固なインフラの必要性を認識している。

「政府は、インフラ構築に多くの投資をしていると思う」と彼女は語り、そうした動きの基盤は「ハリウッドやボリウッドや(ヨーロッパの)映画から来るものではなく、私たちから生まれるべきものだ」と続けた。

アル・マダニ氏は、今年のベネチア映画祭で『国内外のアラブの才能にとって黄金の時代』と題されたパネルディスカッションに参加し、アラブの才能に投資する必要性を強調した。

彼女は現在、紅海国際映画祭にVIPゲストや地域・地元の才能に関するプロトコル(規約)のコンサルタントとして関わっている。同映画祭は11月30日から12月9日までジェッダで開催される。

『メイマン・ショー』では、アル・マダニ氏は彼女が現在取り組んでいる2つのドキュメンタリープロジェクトについて語った。最初のプロジェクトは『Darb Al-Hijra』と題されたもので、預言者ムハンマドがメッカからマディーナまで歩いた軌跡を辿る2人の冒険家を追うもので、9月末の公開を予定している。 

もう一つのプロジェクトは1月に公開予定で、エベレスト登頂を目指す登山家の旅を描く。ネットフリックスのドキュメンタリー『14ピークス:不可能なことは何もない』で知られる著名な登山家ニルマル・プルジャが参加する。

彼女はまた、2020年に設立されたエージェンシー、「フィルム・アル・ウラー」の開発ディレクターを務めるなど、より身近な映画業界にも目を向けている。「より多くのプロダクションを誘致し、アル・ウラーの映画産業にとって有益な、そしてより多くのビジネスを誘致するために、国際的な、そして地域的なイベントでアル・ウラーを世界中に紹介している」と彼女は語った。

最近『メイマン・ショー』でNEOMの映画製作の可能性について語った「Telfaz11」のクリエイティブ・ディレクター兼パートナーのイブラヒム・アル・ハイララ氏と同様に、アル・マダニ氏は、豊かな砂漠の風景、オアシス、史跡を持つアル・ウラーを、多くの機会と可能性を提供するサウジアラビアのもうひとつの都市と見ている。「そこには、国際的な都市になるための要素がすべて揃っている」と彼女は言う。

アル・マダニ氏は、アカウントマネージャーとして広告業界でキャリアをスタートさせたが、徐々に直感に従いクリエイティブ部門へと進み、最終的にはプロデュース分野に真の情熱を見出した。

「自分が何をしているのかわからなくなることもあるが、やるべきことだけはわかる」と彼女は語った。そして、サウジアラビアの若い才能たちには、まず何よりも自分自身を信じることを勧めた。

「やる必要のないことを無理にやらないでほしい。そして、すべてを知る必要もない。一つのことを知り、それを愛し、それに集中し、正しく行うことだ」と彼女は語った。

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