


ドバイで生まれた日本料理レストランKATAが、10月10日、くつろいだ雰囲気のシェフズテーブルを開催し、高い評価を得るシェフ、マルワン・サルドゥーク氏が特別に創作したメニューを披露した。
ドバイのダウンタウンにあるKATAは、アジアの味や、ノンアルコールのワインとビールを楽しめる新たな日本食体験にゲストをいざなった。
KATAに足を踏み入れると、著名なアーティスト、デザイナー、イラストレーターの ウォン・ティン・フン(TF)が現場で手描きした壁画に迎えられる。ここにしかないアート作品が気さくなムードを演出する。
2022年11月にオープンしたKATAは、ダイニングと高級なレシピを融合させた。
高い評価を得るシェフ、サルドゥーク氏が巧みに作り上げたメニューには、日本のこまやかさと高級食材がブレンドされている。
KATAの常勤ミクソロジストがていねいに手作りした斬新なノンアルコールカクテルが料理の美味を引き立てる。
スピリッツを注入したノンアルコールの混合ドリンクは、それぞれのテーブルに魔法のタッチを加える。
今回のシェフズテーブルでは、まず、スモークが充満するガラスの器に入ったカリカリのポテトのサーモン詰め「サーモンシリンダー」と、バターナッツカボチャに多種のチーズを詰め、黄金色のフレークで覆った「オータムリーブス」が供された。
前菜にはノンアルコールの日本酒が添えられた。
続いて、海藻とほうれん草のサラダ、ハマチのカルパッチョの味噌ソース添え、和牛トリュフのタルタルが並んだ。
これらの料理は、味わいを引き立てるノンアルコールのアサヒスーパードライ・ビールと共に供された。ゲストに対しては、日本式に左隣の人のカップに注いであげてください、との説明もあった。
メインディッシュは、チリ産スズキのグリルと和牛トリュフの釜飯、そしてアルコール度数ゼロのリースリングワインだった。
デザートは、ゆずシャーベットと、イチゴジャムとクリームが入ったリンゴ形の菓子「バルーニウム」だった。
締めくくりのドリンクは、新鮮なベリーの水出し茶だ。
KATAでは、巻き寿司や各種ノンアルコールカクテルをはじめとするアラカルトメニューも楽しめる。
ドバイモールにある同レストランは、平日は午前10時から午前12時まで、週末は午前1時まで営業している。