ドバイ:国連世界食糧計画(WFP)は今週、同機関の親善大使を務めるカナダ人歌手ザ・ウィークエンド(本名:エイベル・テスファイ)が、ガザ地区におけるWFPの人道的対応を支援するため、自身のXO人道基金から250万ドルを寄付したと発表した。
この寄付は400万食分の非常食に相当し、173,000人を超えるパレスチナ人に2週間分の食料提供が可能となる、820トンの食料小包を届ける費用に当てられると、同機関は語った。
WFPの中東・北アフリカ・東欧地域局長であるコリーン・フライシャー氏は、声明で次のように語った。「この紛争は、想像を絶する人道的大惨事を引き起こしました。WFPはガザで支援を行うために24時間体制で活動していますが、私たちが目の当たりにしている絶望的なレベルの飢餓に対処するには、規模を大きく拡大する必要があります」と述べた。
「パレスチナの人々に対して、このような貴重な貢献をしてくれたエイベル氏に感謝いたします。他の皆さんもエイベル氏の例に続いて、当機関の取り組みを支援してくださることを願っています」
エイベル氏は、世界中で何度もプラチナ認定を受けているレコーディング・アーティストとして、2021年10月に親善大使に任命された。