



東京:2016年から東京で開催されている漫画・映画・ポップカルチャーの祭典、第7回「東京コミコン」が幕張メッセ国際展示場で12月8日から10日まで開催され、この3日間で85,000人を超える来場者を集めた。
イベントのゲストとして、マッツ・ミケルセン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、ユアン・マクレガー、クリストファー・ロイドなど10人の豪華ハリウッドスターが登場し、ステージイベントやサイン会、フォトセッションなどを通じてファンとの交流を深めた。
また、日本人俳優の新田真剣佑が東京コミコン2023アンバサダーとして、そしてコスプレイヤーの伊織もえがPR大使兼コスプレアンバサダーとしてイベントに華を添えた。スウェーデン出身のTVタレントLiLiCoと日本人俳優の小田井涼平は、イベントのメインプレゼンターを務めた。
今年のイベントでは、様々なコミックや映画を題材にしたコスプレに加えて、米国を拠点とする世界最大のオークション会社、ヘリテージ・オークションによる「タイタニック」や「ポケモン」などの貴重なコレクションの展示も行われた。
アラブ・コミックス(ACコミックス)が、中東のエンターテインメント制作会社としては初めて、東京コミコンに参加したことも注目ポイントの1つとなった。
ACコミックスのチームは、イベントに参加し、ファンやアーティスト、多くの参加者と会えたことを喜んだ。
この他、既に発表されている「大阪コミコン2024」に続き、第8回東京コミコンが来年開催されることも決定し、会場からは大きな拍手が上がった。有名人らの記念撮影とともに、イベントは大盛況で幕を閉じた。
コミコンが初めて開催されたのは、アップルコンピュータ社の共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏が住んでいたシリコンバレーだった。コミコンを真に世界的なフェスティバルにしたいという思いから、ウォズニアック氏は東京で開催することを決定。2016年の第1回目は大成功を収めた。
このイベントは、最新のテクノロジーと最高のポップカルチャーを象徴する祭典であり、あらゆる世代の知的好奇心を刺激している。
2020年に入ると新たな進化を遂げ、「東京コミコンワールド」という名で初のオンラインイベントを実施。今年の5月に行われた大阪コミコン2023は、多くの来場者で賑わった。