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日本のバットマンとスターウォーズのファンが集うカフェ、「東京ToyCafe」

カフェは深沢にある。(提供)
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16 Feb 2024 01:02:23 GMT9
16 Feb 2024 01:02:23 GMT9

アミン・アッバス

東京:アラブ首長国連邦(UAE)で働いていた日本人プロデューサー上田悠詞氏が立ち上げた「東京ToyCafe」は、深沢にあるカフェで、さまざまな飲み物を楽しみながら、バットマンやスターウォーズの珍しいおもちゃを買うことができる。

上田氏はUAEで7年間働き、趣味のコレクションに関するドキュメンタリー映画を複数制作した。DCコミックスのバットマンやスター・ウォーズのストームトルーパーの世界屈指のコレクターと言われている。

映像プロデューサーでもある上田氏がビックリマンシールを集め始めたのは8歳のときだったという。「ビックリマンシールは私が最初に熱心に集めたものです」と彼はアラブニュース・ジャパンに語った。「コレクションをコンプリートして、カテゴリー別に分類し、レアなアイテムを狙うというのがコンセプトでした」

カフェのインスピレーションについて次のように語った。「18年以上前からギャラリーカフェをオープンしたいと思っていました。それはずっと私の夢でした。今では人々は自分のコレクションをInstagram、Twitter、Facebook、Pinterestなどでシェアしています」

「私は自分のコレクションを世界に紹介し、アイテムを実際に目の前にして鑑賞できるようにしたかったのです。ファンやコレクターが集い、楽しむことができます。ファンが交流し、新しいアイデアを生み出したり、情熱を共有したりできる場所です」と付け加えた。

上田氏はカフェの立ち上げに関して、何人かの人たちから実現は難しいのではないかと言われたという。「このアイデアを人に話したとき、2種類の反応がありました。ひとつのタイプは、無理だし、私はビジネスについて何も知らないというものでした」と上田氏は話した。「もうひとつのタイプは、私を励まし、ポジティブなエネルギーを与えてくれるものでした。ネガティブなエネルギーに引きずられないようにすることが、最も難しい課題でした」

また、東京は物価の高い都市であるため、適切な物件やパートナーを見つけることも難しかったと上田氏は付け加えた。

カフェのキャビネットには、上田氏のコレクションの80%が展示されている。「数カ月ごとに内容を変更して、コレクションをローテーションで展示しています」と上田氏は述べた。「こうすることで、訪問者やファンは、ミュージアムやギャラリーのように、常に新しいコレクションを楽しむことができます」

カフェは、上田氏がコレクションしている2つのキャラクターだけに焦点を当てている。「アメコミをコンセプトとしたおもちゃ屋やカフェはたくさんありますが、あらゆるものをカバーしていて焦点が定まっていません。一方、このカフェは、究極まで特化したコレクションを展示することで、人々が楽しめるようになっています」と上田氏はアラブニュース・ジャパンに語った。

「また、東京ToyCafeを通じて日本とUAEの顧客をつなぎ、主にポップカルチャーを中心としたビジネスに関連するあらゆることを後押ししてきます」とUAEの人々と提携している上田氏は付け加えた。

このカフェの主な目的のひとつは、子どもから家族、熱心なコレクターまで、スターウォーズとバットマンのファンをイベントや集会、上映会などに集めることだ。

もうひとつの目的は、世界中のコレクターをサポートすることだ。特に高齢のコレクターが多い日本において、コレクションを保管したり、コレクションへの情熱を持つ若い人たちに寄贈したりできる特別な場所やミュージアムを手配することで、コレクターをサポートすることを目的としている。

関連記事:世界でも有数の希少なバットマン・コレクションを所有する日本人コレクター

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