ドバイ:原愛梨は2歳で筆をとり、最年少で文部科学大臣賞を受賞した日本の書家である。
文字を多角的に使う書道アートで注目されている。
また、気さくな人柄と天真爛漫なキャラクターで、メディアやイベントなど幅広いジャンルで活躍する若き書道家である。
「書道を始めたきっかけは、3つ上の姉がやっているのを見て真似をしたことです。最初に教えてくれたのは母でした」とアラブニュース・ジャパンに語った。
原は学校で書道を専攻し、卒業1年後、地元のお祭りでパフォーマンスやパネルに参加することから本格的にアーティストとして活動を始めた。「徐々にアーティストとして活動するようになり、テレビや展覧会、大企業との仕事もいただくようになりました」
彼女は書道のインスピレーションを日本文化から得ている。「日本は長い歴史と新しい文化が混在するとても興味深い国です。その中でも、古い神話と最近のアニメや漫画は私の作品に大きな影響を与えています。エキサイティングな想像力と表現力をたくさん学ばせてもらいました」と原は語る。
現在、ワールド・アート・ドバイに出演するため、初めてアラブ首長国連邦を訪れている。「アラブニュース・ジャパンの取材に対し、「今回が初めての訪問です。アラブ首長国連邦はいろいろな人がいて、いろいろな価値観がある国ですが、それが中和されていると感じました。みんな親切で穏やか。明るいと感じました」
原は今後、書道をアートとして世界に広めるため、アメリカへの留学を計画している。また、ドバイで個展を開くのが夢だ。