
東京:日本の任天堂は20日、長寿ゲーム機「Switch」の後継機について、2025年3月期中に発表する予定だと述べた。
任天堂は「ゼルダの伝説/王国の涙」などのヒットタイトルでSwitchのライフサイクルを延ばし、市場は次世代ハードの見通しに注目している。
京都に本社を置くゲーム会社は、古くからあるデバイスからさらなる売上を創出しようと、今年度のSwitchの販売台数は1350万台を見込んでいると述べた。
任天堂は、6月に開催されるニンテンドーダイレクトの発表会では、新ハードウェアの詳細は明らかにしないと述べた。Kantan Games consultancyの創設者であるSerkan Toto氏は、「多くのユーザーは、2025年に新モデルが登場することを知っているため、現行のSwitchの購入を控えるだろう」と述べた。
任天堂は昨年、2017年に発売したハイブリッド型家庭用携帯端末を1570万台販売した。任天堂は2月に通期見通しを1550万台に引き上げた。
同社はSwitchデバイスに段階的な変更を加えており、より広範なハードウェアの販売台数が毎年減少を続けるなかでも、OLEDモデルの販売台数は前年比で伸びている。
任天堂は後継機向けのヒットタイトルを控えており、パイプラインは細いと見られている: 今月末には『千年の扉』、6月には『ルイージマンション2』などが発表される。
任天堂の株価は決算を前に2.4%上昇し、次世代ハードへのスムーズな移行の見通しが議論される中、今年に入って5.4%上昇している。2026年度というのは、新ハードウェアの発売時期としては非常に遅い。
ロイター