Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

日本、「ラムセス大王」展を開催するアジアの最初の国に

エジプト考古学者、エジプト学者、元副大臣。(ANJ)
エジプト考古学者、エジプト学者、元副大臣。(ANJ)
モハメド・イスマイル博士、エジプト考古最高評議会事務総長。(ANJ)
モハメド・イスマイル博士、エジプト考古最高評議会事務総長。(ANJ)
Short Url:
20 May 2024 03:05:21 GMT9
20 May 2024 03:05:21 GMT9

カルドン・アズハリ

東京:「ラムセス大王とファラオの黄金」展が2025年春に日本へやってくる。この展示会はアジア初を含む世界ツアーの一環であり、エジプトの考古学者であるザヒ・ハワス氏がアラブニュース・ジャパンとのインタビューに応じた。

「日本で開催されることをとても楽しみにしています」と、元エジプト考古最高評議会事務総長兼元古代遺物大臣のハワス氏は述べた。「日本人はエジプトの古代史に対する深い関心と理解を持っていることで知られています」。展示会はまず東京に向かい、その後、大阪で開催される可能性もある。

ハワス氏は、ラムセスがエジプト最大のファラオであり、66年間統治したと述べた。ラムセスの彫像の一つは驚異的な1,000トンの重さがある。ラムセスには多くの正室と側室がおり、その中で最も偉大なのは王妃ネフェルタリであり、彼女のために壮大な神殿と墓を建設した。

古代遺物当局評議会の事務総長であるモハメド・イスマイル博士は、この展示会が多くの訪問者を引き付け、日本人がエジプトを訪れ、その古代遺物を探索し楽しむことを奨励することを期待していますと述べた。また、エジプトでの古代遺物の保存が現在最優先事項であるとも付け加えた。

「海外でこの展示会を開催することで、古代遺物の修復を支援し、エジプト考古最高評議会の予算を増やすための財政支援が提供されることを期待しています」と、イスマイル博士は述べた。

イスマイル博士によると、展示会は来年7月に上海に移動し、787点の展示物が展示される予定であり、香港での開催に向けた交渉も進行中である、という。

特に人気
オススメ

return to top

<