
ドバイ:ドバイ初の手巻き寿司レストランがアルサーカル・アヴェニューに登場した。リラックスした雰囲気を楽しみながら、シェフが丁寧に握る寿司を味わうことができる。
「KOKORO」は、テキサス在住のシェフ、パトリック・ファムとダニエル・リーによって設立された。彼らは日本料理で25年以上の経験を持つ。
「日本の食文化、特に寿司には常に学び、技術を微調整する必要があります。シェフがゲストと関わり、毎日新しい人々と出会うという寿司スポットの双方向性も、私を惹きつけたもうひとつの側面です」と、アラブニュース・ジャパンの取材に対し、シェフ・リーは語った。「私が日本料理の好きなところは、人と人を結びつけるところです。日本料理は人を惹きつける魅力があり、インタラクティブな体験ができます」
ファムとリーはアメリカ中の様々なレストランで別々に日本料理の仕事を始めたが、テキサス州ヒューストンで寿司レストランを立ち上げるために手を組んだ。
アラブニュース・ジャパンの取材にシェフたちは、「ドバイのフードシーンは、私たちのユニークな寿司のテイストが活かされるはずだと思い、この活気あふれる街に『KOKORO』をオープンすることにしました。
店のコンセプトは、リラックスした雰囲気の中、上質な素材にこだわること。そのため、店内は通常のレストランよりも狭く、席数も限られている。
「大型レストランとは異なり、KOKOROでは高級レストランのクオリティとカジュアルで居心地の良い雰囲気をユニークに融合させています。また日本から取り寄せた特別な海苔など、高級食材を使っています」
「当店の海苔のもうひとつのユニークな点は、私たちがその調理に携わっていることです」
シェフたちは2年前からドバイのレストランの準備を始め、活気に満ちたクリエイティブなコミュニティであるアルサーカル・アベニューを立地に選んだ。会場の規模が小さいことも、レストランのコンセプトに合っている。
アラブニュース・ジャパンの取材に対し、リー氏は「(この立地のおかげで)ユニークで楽しいダイニング体験の創造に集中することができます。伝統的なファインダイニングのような堅苦しさはなく、リラックスして格別な料理を楽しむことができます。KOKOROは “堅苦しい雰囲気のない本格的な料理 “を提供します」と語った。
今後、季節の手巻き寿司や、日本の豊洲魚市場からの食材をつかった握り寿司を追加する予定だ。さらに、シェフたちは将来、GCC地域にさらにレストランをオープンする予定だ。
KOKOROは毎日12時から23時30分まで営業しており、予約は必要ない。