アミン・アッバス

ドバイ:ドバイのグリーンフィールド・インターナショナル・スクールで、日本文化にインスパイアされたアート作品を紹介する学生ギャラリー特別展が開催された。

この展覧会の主催者である同校の美術教師Vasavi Koka氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「（展覧会は）異文化間の印象的な作品を展示し、生徒の何人かに日本が大きな影響を与えていることを強調しました」と語った。

8年生の作品は、日本の桜の季節をイメージした帽子だった。「この帽子のデザインは、ポリマークレイ、着物の生地、樹脂を組み合わせたものです。また、着物のドレスや帯の複雑な美しさにも敬意を表しています」と先生は語った。

また、日本神話の龍神伝説にインスパイアされたクラゲの帽子も見どころのひとつだ。日本民話の豊かなタペストリーの中で、龍神は海に託された危険と恵みの両方を象徴している。

「同様に、10年生の生徒たちは、様々な文化にインスパイアされた彫刻的な建物をデザインし、多くの生徒が日本文化に焦点を当て、多様でユニークな作品を生み出しました。さらに、10年生の展示にある3つの日本建築は、ジェームズ・リッツィの芸術的な視点を通して、東京の遊び心と文化的なニュアンスを紹介しています」

同校は展覧会を開催する間、時間内にすべてを終わらせること、展覧会を十分に詳細にキュレーションすることなど、さまざまな難題に直面した。

「音楽とサウンドを取り入れることで、没入感があり、インタラクティブな展示にすることを目指しました」

多くの生徒が、アートギャラリーを異文化を学ぶためのツールと捉え、肯定的な反応を示した。「保護者は、子供たちの創造性が展示されているのを見るのを誇りに思い、教師は、このユニットが幅広く知的で豊かな創造性を育んでいることを高く評価しました」と教師は語った。