
リヤド:世界有数のアラビア語ストリーミング・プラットフォームであるMBCのShahid(シャヒード)は火曜日、オリジナルの「グレンダイザー」アニメ・シリーズのリメイク版を今年2024年7月に世界初放送すると発表した。
ムハンマド・ビン・サルマン財団(ミスク財団)の子会社であるマンガ・プロダクションズとの提携により開始された新シリーズは、愛されるキャラクターであるデューク・フリードと兜甲児を復活させる。
マンガ・プロダクションは、「グレンダイザーU」のプロモーションビデオ第3弾と、新アニメシリーズの新キービジュアルを公開した。
マンガ・プロダクションCEOのイサム・ブカーリ博士は次のようにコメントしている: 「我々は、シャヒードとのパートナーシップの継続を発表できることを嬉しく思っており、このパートナーシップはこれまでの成功したコラボレーションの延長線上にあります」
マンガ・プロダクションとシャヒードは、映画『ザ・ジャーニー』や『未来の昔話』、『キャプテン翼』シリーズなど、著名な作品の放映において、これまでにもいくつかのパートナーシップを結んできたことは特筆に値する。『ザ・ジャーニー』がシャヒードのプラットフォームでアニメ映画のトップ5に入ったことは注目に値する。
シャヒードのコンテンツ・ディレクターであり、MBC1とMBCドラマのディレクターであるタレク・アル・イブラヒム氏は、 「マンガ・プロダクションとの戦略的パートナーシップは、視聴者に大きな価値をもたらし、幅広い視聴者カテゴリーと年齢層にアピールします」と述べた。
「マンガ・プロダクションがこの業界で際立っているのは、高い制作水準と芸術的水準へのコミットメントであり、価値ある社会的メッセージとストーリーテリングを提供するクリエイティブなコンテンツと融合していることです」
「このようなコンテンツとそのメッセージは、この地域の文化的価値観に合致し、地域全体の視聴者の共感を呼び、アラブの家族に洗練された、楽しく、面白い視聴体験を提供します」と付け加えた。
2022年、ダイナミック・プランニングとマンガ・プロダクションの間で、「UFOロボ グレンダイザー」(通称「グレンダイザー」)のライセンスを取得し、日本を除く世界中の都市やエンターテイメント・イベントの商品やキャラクターに使用する戦略的提携が発表された。
新シリーズの原作は永井豪の「UFOロボ グレンダイザー」。グレンダイザーU』の総監督は福田己津央、シリーズ構成・脚本は大河内一楼、脚本は樋口達人。
キャラクターデザインは貞本義行、サブキャラクターデザインは荒木真理が担当。メカニックデザインは稲田 航、AF_KURO、阿久津潤一(アストレイズ)、デザインはピナケス、青木智由紀、禅芝、吉永正人。
メインアニメーターは、大河広行、橋本敬史、山根理宏、吉田徹。美術監督は加藤浩と坂上裕文(トトニャン)、色彩設計は吉村智恵、撮影は 臼田睦(ネクサス)が担当。
長崎行男が音響監督を務め、和田俊哉と宅間麻姫(スワラ・プロ)が音響効果を担当。音楽は田中公平が作曲し、音楽制作はポニーキャニオンが担当。アニメーション制作はガイナ。