ロンドン:サウジアラビアのアニメスタジオ、マンガ・プロダクションズは水曜日、ペプシコと提携し、人気のUFOロボットアニメ「グレンダイザー」をペプシコのポテトチップス「Tasali」のパッケージに起用すると発表した。
8月から、湾岸諸国とヨルダンで販売されるTasaliポテトチップスに、同名シリーズの象徴的なキャラクターが登場する。
ムハンマド・ビン・サルマン財団(Misk)の子会社であるマンガ・プロダクションズのCEOイサム・ブカーリ氏は、この新しいパートナーシップについて、「『グレンダイザー』ファンの願望に応え、市場で愛されるキャラクターの存在感を高めるという我々の献身の証です」と述べた。
「グレンダイザー」は、「ゴールドレイク」や「ゴルドラック」としても知られ、1970年代半ばに永井豪によって制作された日本の人気テレビアニメシリーズおよび漫画である。世界中でカルト的な人気を博している。
今回の取り組みは、日本のアニメーションスタジオ、ガイアが制作するテレビシリーズ『グレンダイザーU』の7月公開に向けたプロモーションキャンペーンの一環である。監督は『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』や『機動戦士ガンダムSEED』で有名な福田己津央氏が務める。
同番組はアラブ諸国で長く人気を博しており、戦乱のレバノンで1979年にテレ・リバンで初放送された。同番組の根強い人気により、マンガ・プロダクションは日本を除く全世界での配給・販売権を獲得した。
ペプシコ・ミドルイーストの最高経営責任者(CEO)であるアーメド・エル・シェイク氏は、このコラボレーションの意義を次のように強調した: 「ペプシコでは、王国の伝統文化と大衆文化の両方に溶け込むことに注力しています」
「サウジアラビアで人気が高まっているアニメコンテンツを取り入れることで、消費者にユニークでノスタルジックな魅力を提供することを目指します」
「マンガ・プロダクションとの提携により、『グレンダイザー』をTasaliチップスで復活させます。このコラボレーションがもたらす機会を大変楽しみにしています」