東京:日本の任天堂は火曜日、年代物のビデオゲームや「スーパーマリオ」のキャラクターを使ったインタラクティブなシューティングゲームなどを展示する待望の初のミュージアムを10月2日にオープンすると発表した。
京都府宇治市にあるこのミュージアムは、1969年に建てられた古い工場を改装したもので、ゲーム大手である任天堂はここで洋風と和風のトランプ作りを始め、後にゲーム機の修理を行った。
同社は火曜日、『スーパーマリオブラザーズ』やその他の有名なゲームの生みの親として知られる宮本茂氏が、中身をこっそり紹介するビデオも公開した。
「任天堂ミュージアムは、遊びとオリジナリティを大切にする任天堂のものづくりへのこだわりを知ることができる場所です」と宮本氏は映像の中で語っている。
シューティングゲームや同社初のゲーム機のほか、2人で操作する巨大なコントローラーや日本の古歌を題材にしたものなどが展示されている。
同社は収益源を拡大する努力の一環として、2021年に初めて博物館の計画を発表し、当初は今年初めにオープンする予定だった。
同社初のテーマパークであるスーパーファミコン・ワールドは、パンデミックによる数ヶ月の遅れを経て、2021年3月にオープンした。
大阪にある複合施設「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の一部で、マリオカートのライドや本物のクッパ城があるのが特徴だ。
任天堂は1889年に花札メーカーとして創業し、1977年に初の家庭用ゲーム機「TVゲーム15」と「TVゲーム6」を発売した。
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スーパーマリオブラザーズ」は、同社がゲーム機「ニンテンドー・エンターテインメント・システム」の販売を開始した2年後の1985年に発売された。
10月と11月のミュージアムのチケットは、大人3300円(22.60ドル)、子どもはそれ以下である。
AFP