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誇らしげに頬膨らむ: 日本の10歳児、ふぐ調理試験に合格

日本の高級レストランでは、ふぐは生で提供されることが多い。料理人は、致死性の毒を含む内臓を安全に取り除けることを証明する免許を持っていなければならない。(AFP)
日本の高級レストランでは、ふぐは生で提供されることが多い。料理人は、致死性の毒を含む内臓を安全に取り除けることを証明する免許を持っていなければならない。(AFP)
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06 Sep 2024 06:09:37 GMT9
06 Sep 2024 06:09:37 GMT9

東京:日本の10歳児が、毒のある部分を適切に取り除かなければ死に至ることもある珍味「ふぐ」の調理を許可された最年少記録となった。

小学5年生の田平果林ちゃんは、この夏に行われた試験で毒を持つふぐの内臓を適切に取り除き合格した。

彼女は最近、その技術を使って、在住する熊本県南部の知事にふぐ刺しの盛り合わせを振る舞った。

「知事が おいしいと言ってくれたときは嬉しかった」と、木村 敬知事がこの料理を食べたイベントで彼女は記者団に語った。

田平さんはこの夏、山口県で試験に挑戦した93人のうち、合格者60人(ほとんどがプロの料理人)のうちの一人だった。

このハードルをクリアしたことは、「幸せな夏休み」の一部だったと彼女は語った。

ふぐは日本の高級料理店で生で提供されることが多く、料理人は致死性の毒を含む内臓の周りを安全に取り除くことができることを証明する免許を持っていなければならない。

まれに、無免許の人が海で獲れたふぐを調理し、食べて死ぬこともある。

山口ではふぐの試験を受けるのに年齢制限はないが、熊本では免許を持った大人と一緒でなければふぐ料理をすることができない。

他地域の小学6年生が合格したというニュースに興味を持った田平は、2月から熊本の養殖・卸問屋「ふく成」で修行を積んだ。

彼女はハンマーを使い、ふぐの堅い骨に肉切り包丁を入れた。「キッチンカウンターを使うには(彼女は)台の上に立たなければならなかった」とふく成の幹部、平尾有希氏はAFPに語った。

「大人のスタッフでも不合格になることがあります。10歳の子供が初めてテストをクリアしたのは驚きです」と彼女は語った。

AFP

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