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まん延防止措置延長の日本、新型コロナ(COVID-19)感染のピークか

 新型コロナのPCR検査を受けるため検査場の外に並ぶ人々。2022年1月25日、東京・羽田国際空港にて撮影。(AFP)
新型コロナのPCR検査を受けるため検査場の外に並ぶ人々。2022年1月25日、東京・羽田国際空港にて撮影。(AFP)
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10 Feb 2022 02:02:29 GMT9
10 Feb 2022 02:02:29 GMT9

日本政府は13都県への「まん延防止等重点措置」の期限を来月まで延長し、入院者数の増加を防ごうとしているが、同国でこれまでで最大となる新型コロナ(COVID-19)の波(第6波)はピークの兆候を示している。

基本的対処方針分科会の尾身茂会長は10日木曜、医療体制は高齢者や重症化リスクの高い人々へのケアに重点を置く方向にシフトしていくことになるだろうと語った。
政府分科会を終えた尾身会長は記者団に対し、「感染者数は依然として増加していますが、20代、30代の働き盛りの人たちの感染は比較的落ち着いてきています」と説明した。

日本では11日金曜日から連休が始まるが、過去には連休後に感染者数が増加するということもあった。

岸田文雄首相は9日水曜、13日日曜に期限を迎える13都県への「まん延防止等重点措置」を3月6日まで延長することを発表した。

専門家会合では、感染のスピードは鈍化しているものの、医療体制は依然としてひっ迫した状況が続いており、入院者数の増加も続く可能性があることが指摘された。
9日水曜日の東京の新規感染者数は1万8287人で、2月2日に確認された過去最多の2万1576人からは減少に転じている。前の週の同じ曜日よりも新規感染者数が減少したのは約2か月ぶりとなる。
日本全国のデータでも同じような横ばい傾向が示されており、日本南部の沖縄県では、第6波が当初猛威を振るったものの、現在では新規感染者数は減少を続けている。

ロイター

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