
東京:来年45周年を迎える世界的に有名なパックマンが登場する新作映像「PAC-MAN eats TOKYO」が9月28日より上映開始となった。
初日には東京国際フォーラムでパックマン本人が登場し、多くの人が集まる中、フォトセッションが行われた。地元の人々や外国人観光客も訪れ、人気コンテンツの盛り上がりを示すイベントとなった。
今年2月から上映が始まった東京・丸の内の東京都庁舎でのプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」は、多い日には1日1万人もの来場者があるなど、新たな観光名所として成長している。 芸術性の高い作品と世界最先端の技術、そして誰もが知る有名コンテンツが融合して生まれた「東京の夜を彩る新たな観光名所」をぜひ見に行こう。
作品概要・見どころ
東京都庁の庁舎にゲーム盤が出現し、パックマンが縦横無尽に駆け巡りながら、画面内のものを食べつくしていく。
パックマンのゲーム音楽の持つ近未来的な雰囲気に共感したトラックメーカーの原口 渉氏によるコラボレーション楽曲も制作された。 パックマンと東京がコラボレーションする、東京都庁舎でしか見られない作品だ。
夜の観光振興の活性化
2023年のグローバル・パワー・シティ・インデックス(森記念財団都市戦略研究所)によると、東京はロンドン、ニューヨークに次いで総合3位だが、ナイトライフは30位。 そのため、夜の観光活性化が重要である。
ロンドンやニューヨークのナイトタイム・ツーリズムのナイトタイム・エコノミーの規模は2兆円を超えると推定されている。東京でも同様の効果が期待できる。ナイトタイム・ツーリズムの活性化は、東京の国際競争力を高める上で大きな可能性を秘めている。
そのような中、東京、ひいては日本の新たなナイトタイム・ツーリズムの資源として、高い芸術性と世界最先端の技術で創り出される「プロジェクションマッピング」が注目されている。
2024年2月25日に始まった「TOKYO Night & Light」プロジェクションマッピングは、都庁舎を舞台に、2024年9月現在、海外からの観光客を含め約35万人が楽しんでいる。
AP