ドバイ:日本のバーチャルリアリティアーティスト、関口あいみが、ドバイの「Rashid Centre for People of Determination」の生徒たちのためにデジタルペインティングのライブパフォーマンスを行った。この日本のアーティストは、子供たちにメタバースでデジタルアートを披露し、子供たちにインタラクティブで有意義な体験を提供した。
10月15日に開催されたこのイベントには、在ドバイ日本国総領事の今西淳氏も出席し、同センターでは日本人アーティストによる初のパフォーマンスとなった。
「車椅子の子供たちの多くは日常生活で外出できる場所が限られているため、バーチャルリアリティを通して別世界を体験することを楽しんでいました」と関口氏はアラブニュース・ジャパンに語った。「子供たちの素晴らしい笑顔を見て、私もとても幸せな気持ちになりました」
日本総領事は「私はかねてよりUAEの『決意の人々』イニシアティブに関心があり、決意の人々に国境や国籍を超えて芸術や音楽に触れる機会を提供できないか考えていた」と振り返り、「
「この刺激的なアートと音楽のパフォーマンスを通して、何千人もの子どもたちの笑顔を見ることができるのはとても嬉しい。デジタルコンサートのライブを観に行く機会のない子どもたちに、新しい世界が開けるきっかけになればと願っている」と付け加えた。
子供たちはパフォーマンスに感銘を受け、中には日本人アーティストと一緒にステージに上がった子もいた。子供たちは、自分たちが知らなかった新しい芸術に触れた。
「ラシッドセンターには、さまざまな背景を持つ人々が集まっており、多くの聡明な子供たちがいます」と関口氏は振り返った。「福祉における課題や成功例が各国間で共有され、すべての人々のより良い未来につながることを願っています」と加えた。