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家族と過ごす日本の正月

日本は1月1日からグレゴリオ暦を使用することが多いが、天皇制に基づく年月を表す独自の制度もある。(AFP)
日本は1月1日からグレゴリオ暦を使用することが多いが、天皇制に基づく年月を表す独自の制度もある。(AFP)
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31 Dec 2024 05:12:35 GMT9
31 Dec 2024 05:12:35 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京: 世界の多くの国と同様に、正月は日本でも重要なお祝いで、人々は家族のもとに帰省し、道路や電車、飛行機が混雑する。

正月は日本の三大祝日の一つで、5月上旬のゴールデンウィーク、8月のお盆と並び、正式な祝日ではないものの全国的に認められている。

日本のサラリーマンは、12月29日から1月3日までほとんどの会社が休みとなり、学校は2週間から3週間の休みとなるなど、正月は本当に休むことができる数少ない時期の一つ。

新年は家族連れで夜中頃に寺や神社に出かける人が多い。寺や神社の境内に設けられた屋台から温かい飲み物やスープが無料で提供されることもある。真夜中には、寺で除夜の鐘が108回鳴らされ、心と魂を清める。

日本は1月1日からグレゴリオ暦を使用することが多いが、天皇制に基づく年月を表す独自の制度もある。例えば1926年から1989年までの天皇は昭和天皇と呼ばれ、在位期間は昭和として知られている。 今年(2025年)、令和7年の現在は徳仁天皇であり、多くの公式文書でグレゴリオ暦の代わりに令和が使われている。

日本人は伝統的に正月に家をきれいに掃除し、新年を迎える。また多くの人が古着を捨てる。家や玄関の門には松、竹、梅の木で作られた飾りが飾られる。

12月には、旧年を終える区切りの目的で忘年会が多くみられる。

1月1日の早朝に家を出て、年の始めを象徴する初日の出を見るためには、海岸の観光スポットが人気だ。

正月には雑煮やそばなど、さまざまな特別な料理が出される。

ほとんどの店やレストランは1月1日は閉店する。東京や主要都市では開店の場合もあるが、大抵は2日から初売りとなり、再び活気を取り戻す。

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