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日本のドラム・タオ、サウジアラビアデビューで心躍るビートを披露

このショーは、2月8日に終了する17日間の文化交流「イスラ・カルチュラル・デイズ・ジャパン」の一環である。(提供)
このショーは、2月8日に終了する17日間の文化交流「イスラ・カルチュラル・デイズ・ジャパン」の一環である。(提供)
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30 Jan 2025 05:01:45 GMT9
30 Jan 2025 05:01:45 GMT9

ジャスミン・ベイガー

ダーラン:国際的に高く評価されている和太鼓アンサンブル、ドラム・タオが水曜日の夜、アブドルアジーズ世界文化センター(通称:イスラ)の劇場で心躍るパフォーマンスを披露した。

イスラでの彼らのショーは「The Dream」と題され、2月1日まで毎晩上演されている。

1時間以上にわたって、観客は規則正しく手拍子を打ち続けた。歌詞のないこの公演は、視覚と聴覚だけでストーリーを語る。

イスラでの彼らのショーは「夢」と題され、2月1日まで毎晩上演されている。(提供)

ステージの照明は、様々な感情を呼び起こすことを意図して終始変化していた。フルートとドラムの相互作用が、ソフトでありながら力強く、穏やかでありながら攻撃的なサウンドスケープを作り出した。

エネルギーは静謐でありメランコリックであり、優しさと激しさがシームレスに混ざり合い、コントラストを生み出していた。一見カオスに見える演奏は巧みにシンクロし、時にユーモラスだった。

伝統的な和太鼓と現代的な振り付け、そしてダイナミックな語りの融合で知られるドラム・タオは、1993年に大分で結成された。
これまでに500以上の都市で公演を行い、世界中で900万人以上の観客を動員している。

今回の公演は、2月8日に終了する17日間の文化交流イベント「イスラ・カルチュラル・デイズ・ジャパン」の一環である。(提供)

彼らは2016年にニューヨークでオフ・ブロードウェイ・デビューを果たし、完売した観客を前に、2022年にはクラブ・タオの一員として東京と大阪の人気ナイトクラブで公演を行う。

ドラム・タオの創始者である藤高郁夫が演出するイースラの夜は、太鼓の轟音と日本のフルートとハープの繊細なメロディーを融合させた。

振り付けは、それ自体がアスレチックな技であるが、さらにスペクタクルのレイヤーを加え、観客を魅了した。

観客にとって、この夜は単なるパフォーマンスではなく、日本文化を鮮やかに探求する場となった。

このショーは、2月8日に終了する17日間の文化交流「イスラ・カルチュラル・デイズ・ジャパン」の一環である。

他の日本人ミュージシャンやアーティストも、その才能を披露するためにイスラを訪れた。

そのうちの一人、松本耕平さんは、イスラのLush Gardenでそのパフォーマンスを見ることができ、日本の音楽がいかに文化交流と理解を促進しているかについてアラブニュースに語った。

「サウジアラビアの人々が音楽を通して日本文化を楽しんでいるのを見るのは本当にうれしい」と語った。

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