
東京:マイェン・ドゥット・ウォル南スーダン外務次官と堤尚広南スーダン駐在日本国大使は、2023年9月8日、29.3億円相当の無償資金協力プロジェクトであるジュバ河川港開発プロジェクトに関する書簡を交換した。
南スーダンでは、20年にわたる内戦による経済状況の悪化が住民の基本的な生活環境に大きな影響を与えている。
老朽化した都市インフラの維持が、復興と発展の緊急の課題となっている。
ジュバ河川港開発プロジェクトは、港の貨物取扱能力を向上させることを目的としており、係留施設の開発や関連設備の提供を通じて、南スーダンの経済および社会インフラの発展に貢献することを意図している。
日本はまた、「G20品質インフラ投資原則」に基づくインフラ投資の促進を支援している。2022年8月に開催された第8回東京国際 アフリカ開発会議(TICAD8)で、日本は「高品質で持続可能なインフラ投資」に取り組むことを発表し、その一環としてジュバ河川港プロジェクトが位置づけられた。