
東京:バンダイナムコグループは、2025年大阪・関西万博にて「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」に「実物大」のガンダムを展示すると発表した。
「いのち、未来へつながる。」をテーマに掲げるこのパビリオンは、「ガンダムを通じて世界中の人々をつなぎ、未来について考える機会を提供する」ことを目的としている。
1979年に放送された『機動戦士ガンダム』は、人類が宇宙に住む「宇宙世紀」という架空の時代におけるガンダムの存在を描いた。
2020年には、横浜で全長18メートルの可動式ガンダムが実現した。そして今回、バンダイナムコは「宇宙世紀」の新たな解釈を打ち出し、「ガンダムと未来技術を融合させることで、未来の希望や夢を実現するプログラム」を展開するとしている。
バンダイナムコは「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」について次のように述べている。「このパビリオンでは、宇宙での生活が当たり前になった世界を描きます。そこでは、軌道エレベーターを使って簡単に宇宙ステーションへ行くことができ、モビルスーツが人類にとってより身近な存在となっています。」
また、万博会場には「実物大のガンダム像」が設置され、その手を高く掲げ、空を指し示す姿が特徴となる。これは、「未来を見据え、人類と共に新たな宇宙時代を切り開く」ことを象徴しているという。
「人類が宇宙で暮らす未来は、ゆっくりではあるものの確実に近づいています。そのとき、ガンダムはもはや兵器ではなく、人類と共存する存在となっていると私たちは信じています。」
大阪・関西万博は4月13日に開幕する。