

マッカ:マッカの象徴である時計塔に、グランドモスクを眺めながらラマダン断食明けの食事を楽しめるレストランがオープンした。
ゲストはサウジアラビアで最も高いこの建物で、時計の文字盤の真下でイフタールとサフールの食事を楽しむことができる。
フェアモントホテルのeマーケティングマネージャーであるモハメッド・ビン・ユセフ・マクトゥーム氏は、アラブニュースに対し、このレストランの広範囲にわたる準備、課題、提供されるサービスについて語った。
「私たちは、ゲストの皆様に、マッカで最も高い場所で、時計の真下、壮大なモスクと聖なるカーバ神殿の息を呑むようなパノラマビューを眺めながらお食事いただけるという、ユニークな機会を提供しています」とマクトゥーム氏は語った。
準備はかなり前から始まっており、レストランのスペースは、その場所と聖なる月の神聖さを反映するように配置された。
スタッフは専門的なトレーニングを受け、インテリアにはラマダンの雰囲気を醸し出す装飾が施され、会場のスピリチュアルな雰囲気を高めている。
このレストランには、現在まで予約の問い合わせが多数寄せられている。
メニューには、クージー、グリル料理、スープなどの伝統的なアラブ料理やサウジアラビア料理に加え、シーフードやラマダンデザートも用意されている。
また、ベジタリアンや健康志向の方も楽しめるよう、国際色豊かなメニューも用意している。
さらに、ゲストは非営利団体Miskが運営する教育センター、クロックタワー博物館にも入場できる。
「ゲストのフィードバックは圧倒的にポジティブです」とマクトゥーム氏は言う。「多くの方々が、贅沢なサービス、神聖な雰囲気、そしてグランドモスクの眺めが組み合わさった忘れられない体験だったと語っています」
今後、このレストランでは、イベントやメニューの選択肢を増やし、ラマダンの提供内容をさらに充実させていく予定である。
ゲストは、WhatsApp、電話、またはホテルのウェブサイトを通じて予約することができる。