
チューリッヒのFIFAミュージアムは、世界中のファンを魅了した日本の大人気サッカー漫画「キャプテン翼」の44周年を祝っている。
アラブ諸国では「キャプテン・マジド」として知られるこのシリーズは、世代を超えてサッカーへの情熱を育む上で重要な役割を果たしてきた。
サッカーフィーバー展の一環として、同博物館は、高橋陽一氏によって1981年に生み出されたこの漫画の「多大な影響力」を称えている。
共同通信によると、この展示会では、キャプテン翼がサッカー人気に革命をもたらし、日本から中東、そしてそれ以外の地域まで、世界中の若い選手やサッカー愛好家たちにインスピレーションを与えた様子が紹介されている。
8月31日まで開催されるこの展示会では、サッカーの歴史ある国である日本への敬意を表して、高橋氏本人のサインとイラスト入りの日本代表チームのユニフォームなど、限定の記念品が展示されている。
また、来場者は、このシリーズのサッカーの動きを再現したビデオゲーム「キャプテン翼 ~ライジング・オブ・ザ・ニュー・チャンピオンズ~」を体験し、インタラクティブな体験を楽しむことができる。
アラブ諸国では、キャプテン翼は単なるアニメやマンガの枠を超え、真の文化現象となっている。番組のストーリー、ヒーロー的なキャラクター、ドラマチックなサッカーの場面は、中東のサッカー文化に永続的な影響を与えている。