
https://youtu.be/vkBxX_HSzRg
暇を持て余しているアニメ好きの人はいるだろうか?日本のスタジオジブリのプロデューサーが、ジブリアニメの最も愛されたキャラクターのひとつ、トトロの描き方をオンライン指導してくれる。
東京に拠点を置くスタジオジブリの元社長である鈴木敏夫氏が、新型コロナウイルスで家から出られない子供たちの支援を目的とするウェブサイトに動画を提供した。
「皆さん、こんにちは。僕は皆さんにトトロの描き方を指導します」と短いレッスンのなかで笑みを浮かべた鈴木氏が述べ、最初に、猫とフクロウとアライグマの中間のような姿をした丸太いキャラクターの輪郭を描く。
筆を使いながら彼は、トトロを描くときの「一番重要な」要素は丸い両目を離して描くことだとアドバイスする。
「これは自宅でできることです。皆さん、絵を描いてください」と鈴木氏は言う。
愛嬌のあるトトロは、スタジオジブリの人気映画『となりのトトロ』に出てくる人気者で、『となりのトトロ』は2人の姉妹と森の生き物たちとの友情を描いたストーリーだ。
1988年に公開されるとたちまち傑作の仲間入りをし、今もって日本でも海外でも大人気で、2018年には初めて中国の映画館でも上映された。
『魔女の宅急便』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』といったスタジオジブリの他の名作アニメと同様、鈴木氏がこの映画を製作した。
日本は欧州諸国や米国などに比べて新型コロナの感染者数は少ないが、多くの学校は2月末から休校し、現在は国が緊急事態宣言下にある。
スタジオジブリのアカデミー賞受賞アニメーターである宮崎駿氏の作品を展示する人気ある東京のジブリ美術館は、他の公共施設や民間施設と同じく何カ月も閉鎖している。
鈴木氏の動画は、自宅で過ごす子供たちを支援するために彼の出身地である名古屋市が開設したウェブサイト上で見ることができ、名古屋市に関連をもつ有名人やスポーツ選手からのビデオメッセージも載せている。
AFP通信