
アラブニュースジャパン
米国の消費者は、日本を拠点とする任天堂のSwitchコンソールに他のどのゲームよりも多くの金額と時間を費やしている。その中でも特に「あつまれ どうぶつの森」の人気が高い。NPD Groupのゲーム業界担当が伝えた。
米国民がゲームに費やした金額は平均で1兆2000億円以上、ドルにすると約109億ドルだった。調査は2020年の第1四半期(1月から3月まで)を対象としている。
NPD Groupの報告によると、この数字は前年同期比で9%増となる。増加のほとんどが第1四半期の後半3分の1に起こっているが、これは米国で新型コロナによる隔離や自主隔離が行われ始めた時期と一致する。
米国の市民や居住者は3月中旬からずっと外出せずに自宅で過ごしており、公共の場所が再開し始めたのはようやく最近のことだ。
報告によると、ゲームの売上とマイクロトランザクション合わせて1兆円、ドルにすると96億ドルの売上があった。
「最も人気があるタイトルは、あつまれ どうぶつの森、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア、Doom Eternal、ドラゴンボールZカカロット、フォートナイト、グランド・セフト・オートV、Minecraft、NBA 2K20、MLB The Show 20など」とNPDは報告した。
最も売上金額が高かったのはNintendo Switchのコンソールで、830億円、ドルにして7億7,000万ドルを売り上げた。ただ、定価で同コンソールを見つけるのが困難な状態が続いており、任天堂はより多くのシステムを製造中と約束している。
「あつまれ どうぶつの森」はNintendo Switchタイトルの中で最も速いペースで売れたゲームともなり、Switch全体の売上増加に貢献した。