Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

Le Sushi Barがベイルートの中心で日本人シェフのレジデンシーを開催、希望を与える

左から右へ:マリオ・ハダッド氏と澤口シェフ。(インスタグラム)
左から右へ:マリオ・ハダッド氏と澤口シェフ。(インスタグラム)
Short Url:
22 Jul 2025 08:07:46 GMT9
22 Jul 2025 08:07:46 GMT9
  • シェフ、マリオ・ハダッド氏がアラブニュースに語る。

セリーヌ・ヒジャジ

ベイルート:「レバノンで28年続くレストランは英雄的です」とシェフのマリオ・ハダッド氏はアラブニュースに語った。

ハダッド氏は、ベイルートが経済的に復活しつつある中、高級レストランシーンを再定義している一人だと信じている。

彼のレストラン「ル・スシ・バー」は、ダウンタウンの中心に、洗練されたエレガントなトロフィーのように建っている。

この夏、日本人の澤口紗也加シェフが来日し、レバノンの高級レストランが再び世界の舞台に戻ってきたと彼は信じている。

「シェフ・イン・レジデンスを決めたのは、レバノンに活気が戻ってきたことを祝いたかったからです」とハダッド氏は宣言した。

澤口シェフにとって、回復力と独特の温かさで形作られたレバノンに溶け込むことは自然なことだった。

レジデンスの前の数週間(7月9日から19日まで)、彼女はレバノンを旅し、この国の複雑さに浸った。

「レバノンは、スパイス、ハーブ、オリーブオイルの美しいバランスを教えてくれた」という。

全く異なる世界から来たにもかかわらず、ハダッド氏と澤口シェフは食への情熱という共通点を見出した。

「彼女は手袋をはめたようにフィットしている。自分の道具、キッチン、食材がないのは簡単ではないが、彼女のアプローチは的確だった」とハダッド氏は語った。

「お互いに食べさせ合うという芸術は、間違いなく私たちの共通の情熱です」と澤口シェフは付け加えた。

ハダッド氏は細部にまでこだわり、それがレストランの成功の重要な要素となっているようだ。

テーブルに運ばれてくる一皿一皿に目を配り、すべての客に家族のような挨拶をし、その喜びを分かち合う彼の姿を見ていると、なぜル・スシ・バーが嵐を乗り越えてきたのかがよくわかる。

「スシバーを開いたのは、流行に乗ろうと思ったからではなく、ただ何か違うことをしたかったからです」とハダッド氏は言う。

特に人気
オススメ

return to top