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レバノンのミュージシャン、ジアド・ラーバーニが69歳で死去、追悼の声が相次ぐ

2019年8月2日、ハマメット劇場で開催された第55回国際ハマメットフェスティバルの開会式で、レバノンの作曲家・劇作家、ジアド・ラーバーニが演奏している。(AFP)
2019年8月2日、ハマメット劇場で開催された第55回国際ハマメットフェスティバルの開会式で、レバノンの作曲家・劇作家、ジアド・ラーバーニが演奏している。(AFP)
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26 Jul 2025 11:07:29 GMT9
26 Jul 2025 11:07:29 GMT9

アラブニュース

ドバイ:レバノンのミュージシャンで劇作家のジアド・ラーバーニ氏が、土曜日に69歳で死去した。

1956年1月1日に生まれたラーバーニ氏は、10代の頃からファイルーズの作曲を手掛け、「キファク・インタ」や「バラ・ワラ・シ」などの伝説的な楽曲を生み出した。彼の父、作曲家のアッシ・ラーバーニも、音楽界のアイコンとして知られていた。

レバノン音楽界で最も影響力のある人物の一人として知られていたラーバーニは、政治評論家としても知られ、辛辣な政治風刺や政治劇で知られていた。ラーバーニの代表作には「ナズル・アル・スールール」「ロング・アメリカン・フィルム」「ベマ・イノ」などがある。

レバノンのナワフ・サラム首相は、X の投稿で、ラーバーニを「正義と尊厳の価値観に忠実であり続けた、卓越した創造力を持つ芸術家であり、自由な発言者」と評し、その功績を称えた。

サラム首相は、「ジアドは、人間と国家の大義に対する深いコミットメントを体現していた」と付け加えている。

「舞台上で、音楽と言葉を通じて、彼は多くの人々が言えなかったことを語り、数十年にわたりレバノン国民の希望と苦悩に触れた。彼の鋭い正直さは、国民文化の意識に新たな認識を植え付けた」

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