
ニューヨーク:『サウスパーク』は水曜日、ワシントンD.C.警察の連邦政府による買収を取り上げたエピソードで、トランプ政権へのコメディ攻撃を続けた。
コメディ・セントラルで放送された最新作では、登場人物の “タオリー”(歩く、しゃべるタオル)がバスに乗り、武装した軍隊が通りを行進する中、最高裁判所ビルや国会議事堂のようなランドマークを通り過ぎる様子が描かれた。ホワイトハウスの前には戦車が転がっていた。
主に人工知能を風刺した30分のエピソードは、ドナルド・トランプ大統領に屈服した世界の指導者やハイテク企業のCEOを嘲笑した。最終的にタオリーは大統領執務室で大統領と一緒になった。
「サウスパーク」のクリエイターであるトレイ・パーカーとマット・ストーンは最近、パラマウントと15億ドル(約1,500億円)の5年契約を結び、新作エピソードとストリーミング配信権を獲得した。
シーズン2回目のエピソードでは、国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官が子犬を撃ち殺すシーンが描かれたが、これは前サウスダコタ州知事の伝記にある、問題行動のために家族の犬を殺したというエピソードにちなんでいる。ノームはまた、美容師チームに尾行され、顔を付け直すシーンも描かれた。
「見た目で女性をからかうのはとても簡単なことです」と、ノームはこのエピソードに対してグレン・ベックに語った。
シーズン・プレミアでは、トランプ大統領の身体をぞんざいにあざけり、サタンとベッドを共にする姿が描かれた。そのシナリオは水曜日のエピソードで再び登場した。
ホワイトハウスは『サウスパーク』を四流番組で、もはや関係ないと切り捨てている。コメディ・セントラルによれば、ノームのエピソードは番組史上最高の視聴者数を記録したという。
AP