
ボストン: ボストン交響楽団が世界各地の音楽団体とともに火曜日、指揮者小澤征爾の85歳の誕生日を祝う。
同オーケストラは世界中のファンに同氏の誕生日をソーシャルメディアで#happybirthdayseijiのハッシュタグでお祝いするよう呼びかけている。
お祝いの一環でマーティ・ウォール市長が9月1日(火)を「ボストン市におけるセイジ・オザワ・デー(小澤征爾の日)」とする宣言を布告した。
小澤氏はボストン交響楽団史上最も任期の長い指揮者で、1973年から2002年の29年間に渡って音楽監督を務めた。
同氏は新日本フィルハーモニー交響楽団、カーネギーホール、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、トロント交響楽団、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場とも関わりが深い。
しかし、日本出身の同氏は「私にとってボストンは第二の故郷です。ボストン交響楽団で一緒だった全ての同僚と友人が大好きでまた会いたいと思っています。」と書面の声明で述べている。
小澤氏は世界中の音楽家達の心の中に特別な存在感があると同オーケストラの会長兼CEOのマーク・ヴォルピー氏は書面の声明で述べている。
「幸運にも同氏と知り合いになれて、同氏が最高の音楽をオーケストラから引き出し、作り上げていく場にいることのできた私たちのような者は、バレエのようと表現され常に暗譜している同氏の指揮にいつも驚嘆させられるのです。」とヴォルピー氏は述べる。
AP