
Shams El -Mutwalli、ドバイ
レゴビルダーの三井淳平氏が、画家・葛飾北斎の名作「神奈川沖浪裏」をレゴブロックで再現。作品は大阪のHANKYU BRICK MUSEUMで展示されている。
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 をレゴで立体化しました。
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 11, 2020
長年作りたいテーマで頭の中でイメージはできていたのですが、今回ついに具現化することができました。立体なので色んなアングルから楽しめる作品になっています。
今日から大阪の阪急三番街・HANKYU BRICK MUSEUMで常設展示しています! pic.twitter.com/fHEXvxfYDT
三井淳平氏の最新作品では、元の日本画で描かれている波と周囲の舟の両方が、ブロックを用いて表現されている。
青と白からなるこの立体作品は、レゴビルダー三井氏による多くの作品の中の1つ。彼は建築、キャラクター、動物をも立体作品として制作することで知られており、受託制作も行っている。
レゴのウェブサイトは、日本を拠点とするレゴ作家の淳平氏を「最年少のレゴ認定プロビルダー。東京大学在学中にプロのレゴビルダーとなった」としている。
三井氏は多くの企業の依頼で作品を制作しており、タイやマレーシアなど様々な国で作品を展示している。
YouTubeチャンネルも持つ彼は、そのチャンネルで視聴者のために自身が作品を組み立てる動画や、組み立て方法を実演説明する動画も投稿している。
「彼の作品を見た多くの人々は、レゴブロックの無限の可能性を再発見する」とレゴ社は評価している。
HANKYU BRICK MUSEUMは2017年4月に開館。様々な日本の景勝地など、レゴブロックで制作された多くの作品を展示している。