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サウジアラビアの工場数は前年比10%増加へ

工場数の増加は、2035年までに3万6000の工場建設を目指す王国の産業化促進計画に沿ったものだ。
工場数の増加は、2035年までに3万6000の工場建設を目指す王国の産業化促進計画に沿ったものだ。
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27 Feb 2024 06:02:04 GMT9
27 Feb 2024 06:02:04 GMT9

アラブニュース

リヤド:産業・鉱物資源省によると、サウジアラビアの2023年の工業施設数は前年比10%増の1万1549に達した。

同省のジャラー・ビン・モハメド・アル・ジャラー報道官は、1兆5,400億SR(約484億ドル)の投資により新たな工業施設が設立されたことを明らかにした。

工場数の増加は、2035年までに3万6000の工場建設を目指す王国の産業化促進計画に沿ったものだ。

さらに、2023年に発行された新規の産業ライセンス数は1379件に達し、投資額は810億SRを超えた。

また、同年には合計1058の工場で生産が開始され、その投資額は450億SRに達した。

また、アル・ジャラー報道官によると、新規ライセンスは25の産業活動に分配され、食品製造が244件、非金属鉱物製品製造が176件、成形金属製品製造が165件と続いた。ゴム・プラスチック製品の製造工場には、合計123件のライセンスが発行された。

サウジアラビアは2035年までに工場の数を3万6000に増加させるというビジョンを掲げており、その中には4000の完全自動化工場も含まれている。これにより、ダイナミックで革新的な生産環境が国内に誕生することになる。

人工知能、3Dプリンティング、ロボット工学などの先端技術の採用により、サウジアラビアの産業はこうした革命のグローバルリーダーとして位置づけられている。

王国の産業セクターは持続的な成長を遂げており、2016年に経済多様化戦略『ビジョン2030』が発表されて以来、製造業への投資は1,320億ドルに達している。

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