
ドバイ、スタッフライター
2019年AFCチャンピオンズリーグ決勝戦のファーストレグが現地時間の9日に行われ、アル・ヒラルに敗れた浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)の大槻監督は、「それほど心配してはいない」として、埼玉で行われるリターンマッチに向けて万全の準備を整えて臨みたいとコメントした。
「試合はアル・ヒラルが優勢だったが1-0で終えた。我々は目的を持って試合を終わらせることができた。埼玉で戦う現実的なチャンスを与えてくれる結果で試合を終えたと思う」AFC.comによると、同監督はそのように語ったという。
セカンドレグは11月24日に行われるが、大槻監督は「第1戦ではアル・ヒラルが試合をほぼ完全にコントロールしたこともあり、浦和は第2戦ではより良い試合をする必要がある」とコメント。アル・ヒラルの同試合での支配率は70%を超えた。
「支配率の改善が必要だが、前にも言ったようにまだ前半戦であり、もう1戦ある」と続けた。
またGKの福島選手については、「期待通りの働きをしてくれた。彼は素晴らしい試合を行い、十分に力を証明したと思う」と称賛。
両チームとも、AFCチャンピオンリーグの歴史的な3度目の優勝がまだ手の届く範囲にあることを意識しながら日本戦に挑む。「まだチャンスはある。リターンマッチではベストが出せるよう全力を尽くしたい」と同監督は続けた。