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日本の農産物輸出を促進するため、UAEで米の講演会を開催

全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は日本の農林水産省と協力し、UAEのドバイにあるICCAで日本米に関する講演会を開催した。(写真/ANJP)
全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は日本の農林水産省と協力し、UAEのドバイにあるICCAで日本米に関する講演会を開催した。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会で日本米の炊き方を実演する日本人のタツシェフ。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会で日本米の炊き方を実演する日本人のタツシェフ。(写真/ANJP)
全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は日本の農林水産省と協力し、UAEのドバイにあるICCAで日本米に関する講演会を開催した。(写真/ANJP)
全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は日本の農林水産省と協力し、UAEのドバイにあるICCAで日本米に関する講演会を開催した。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会の試食セッションで紹介された日本米を主な材料として使った料理。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会の試食セッションで紹介された日本米を主な材料として使った料理。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会の試食セッションで紹介された日本米を主な材料として使った料理。(写真/ANJP)
UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会の試食セッションで紹介された日本米を主な材料として使った料理。(写真/ANJP)
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17 Mar 2021 07:03:48 GMT9
17 Mar 2021 07:03:48 GMT9

Carla Chahrour ドバイ

全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(JRE)は日本の農林水産省と協力し、アラブ首長国連邦のドバイにあるInternational Centre for Culinary Arts(ICCA)で、「これが日本の品質」と題した米の講演会を3月2日に開催した。この講演会はUAE全土への米の輸出拡大を目的として開催された。 

東京に拠点を置く全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会は国産米を中心とした農産物・食品の輸出を促進することを目的としている。JREは日本国内の米穀卸業者や食品メーカーと協力し、輸出の拡大を最終的な目的に輸出業務の共同展開に向けた協力体制の構築を支援している。

講演会は日本米の栄養価の高さを紹介する入門講座、炊飯の実演、試食の3つのセッションで構成されていた。

最初のセッションでは、日本人スポーツ栄養士で、アスリートの栄養サポート組織「plus N」を創設した小嶋理恵子氏による「スポーツ栄養における日本米の活用」というビデオ講義が行われた。このビデオ講演では日本米の特徴やアスリートにとっての食の重要性、そして日本米のスポーツへの活用方法などが紹介された。 

UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会で、「スポーツ栄養における日本米の活用」についてビデオ講演を行う日本人スポーツ栄養士の小嶋理恵子氏。(写真/ANJP)

小嶋氏によると、日本米は低脂肪食品であり、塩分はゼロで55.7g/1カップの炭水化物を含み、3.8g/1カップという十分な量のタンパク質を含んでいる。 

日本米の栄養価の高さを説明することは日本米が持つ様々な利点を知ってもらうことを目的としている。同時に、米が日本料理の主要な構成要素である理由を強調している。スポーツ栄養と米の関連性について説明するために、小嶋氏は日本のアスリートが食べるいくつかの軽食を紹介した。 

紹介された軽食には、具が入った白米をしばしば海苔で巻いた日本の「おにぎり」、出汁が入ったおにぎり「パワーボール」、大豆から作った油揚げで寿司飯を包んだ「いなり寿司」などが含まれている。それぞれの軽食の栄養成分を紹介しながら、これらの軽食がなぜアスリートに健康的な軽食としてよく選ばれるのかが説明された。

小嶋氏は、「いなり寿司」などの軽食に見られる「酢飯と油揚げの相乗効果」について、米だけでは必須アミノ酸のリジンが不足するが、油揚げにはリジンが豊富に含まれていると説明した。この2つを組み合わせることで、人間の体内での重要な機能に必要な必須アミノ酸を適切なバランスで摂取することができる。

2つ目のセッションでは、日本料理のタツシェフが日本米の炊き方の実演を行った。


タツシェフが重点的に説明したのは米の洗い方と漬け方だった。

まず、米を洗うために大きなボウルに入れる。米が浸るまで水を入れ、米が水を吸わないように13秒以内に水を捨てる。これを米の周りの水が透明になるまで繰り返す。今回は3~4回で透明になった。

米が水に浸かっている間に、タツシェフは手をボウルの中で円を描くように動かして優しく洗った。  米が浸かっている水が澄んだら、洗った水を捨てる。

米を洗う目的は、米の表面をきれいにして稲の匂いを消すことだとタツシェフは説明する。 

「特に乾燥した米はすぐに水を吸収してしまうので、最初に水で洗ったときには米がその水を吸ってしまわないように、すぐに水を捨てることが重要だ」とタツシェフは付け加えた。

UAEのドバイにあるICCAで開催された日本米に関する講演会で日本米の炊き方を実演する日本人のタツシェフ。(写真/ANJP)

米を鉄鍋に入れて同量の水を加えた後、火にかける前に20~30分浸す。その後、鍋にしっかりと蓋をして、強火にかける。

沸騰したら弱めの中火にして、さらに15分加熱して水分を完全に吸収させる。その後、火を止めて、鍋の中に残った蒸気で約10分かけて米を蒸らす。

米が炊きあがると、タツシェフがいくつかのレシピの調理を実演し、日本の米を使った様々な料理を紹介した。

最後のセッションでタツシェフは、日本の米を主な材料として使った料理を紹介した。タツシェフが紹介した料理には、牛肉とナッツの混ぜご飯、ちらし寿司、ドバイ風豆ご飯、ケバブおにぎり、日本風キーマカレー、甘い豆で餅を包んだ「おはぎ」、いなり寿司などが含まれていた。それぞれの料理に使われている材料が表示され、参加者が自宅でも作ることができるように料理の作り方も紹介されていた。 

アラブニュース・ジャパンは、JREのイベント主催者との話し合いの中で、「日本政府はドバイでの日本米の販売を拡大したいと考えており、我々は日本米の品質を伝えなければならない」という話を聞いた。

主催者によると、講演会の最初のセッションは世界各地で肥満や太り過ぎの人が増えているという話を聞いて実施したという。UAEで行われた講演会では、この問題の解決を支援するために、日本の米をスポーツ栄養の概念と結びつけ、米を主食としてバランスのとれた食生活を送ることができることを示した。しかし、そのためには、JREはまず米の炊き方を教えること、そして日本の米について十分な情報を提供し、「簡単に、おいしく、健康的に」肥満を減らすことができることを伝えたいと考えたと、この主催者は付け加えた。

講演会の目的は2つある。1つはUAEの人々に日本米の栄養価の高さと日本米が健康的な食生活の維持に役立つことを知ってもらうこと。もう1つの目的は、講演会で米を使った料理を紹介して日本米を宣伝し、UAEの人々に日本の流通業者を知ってもらうことで、UAEに対する輸出を通した売上拡大を目指すことだ。 

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