
ダイアナ・ファラ
ドバイ:イタリアの有名ブランド「ヴァレンティノ」が、著名なモデルが帯の上を歩いたり立ったりするファッション広告を掲載し、日本で批判が殺到した。
多くの文化、特に日本では、靴の底は汚れていると考えられており、家の中で靴を履くことはよく思われていない。
この広告のモデルのKokiは、セガのゲームソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』に出演し、アニメ『ハウルの動く城』で、主人公ハウルの声を担当した日本の芸能人である木村拓哉の娘である。
「ヴァレンティノ」の広告動画では、Kokiが靴を履いたまま帯の上を歩いており、帯は屋外の地面の上に敷かれていた。この2つの行為は、日本の文化では無礼な行為とされている。
その後、ヴァレンティノはツイッター上で次のような謝罪文を発表した。「不快感を与えたことに対し、メゾン・ヴァレンティノは心から謝罪する。」
— MaisonValentino_JP (@Valentino_Japan) March 30, 2021
多くのソーシャルメディアユーザーは、イタリアのブランド「ヴァレンティノ」が日本の文化を「侮辱」し、「差別」していると主張した。
あるツイッターユーザーは、この映像を撮影したヴァレンティノについて「下品だ」と述べた。
https://twitter.com/Roki4529/status/1376939991050317825?s=20
また、「文化への敬意が感じられない」、「広告は『非常にネガティブ』な印象を受ける」という意見もあった。
今回の動画については、帯に見える・イメージさせるものを『踏む』演出自体が極めてマイナスです。
— えお@とうらぶゲームブック (@eo_pixiv) March 30, 2021
『踏絵』という言葉に表れるように、その行為自体が日本人にとって『和服への冒涜』以外の解釈が困難です。
『文化への敬意』が皆無のように感じてならず、とても残念です