アミン・アッバス

ドバイ：名探偵コナンシリーズの最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』のプレミア上映が5月26日にドバイで行われた。

プレミア上映会場には、小さな有名探偵が事件を解決していく最新のエキサイティングな冒険を大画面で見ようとワクワクするファンが大勢集まった。

コミケーブ(Comicave)の代表者は、「名探偵コナンの24作目となる『緋色の弾丸』の上映でスペーストゥーンやVoxシネマと提携することを嬉しく思います」と述べた。

同氏は加えて、「青山剛昌氏の漫画を原作としたシリーズが公開されることで、ファンや映画業界が徐々に復活していく様子を見ることができ、とても嬉しく思います。ファンは、令和初となる劇場版『名探偵コナン』で江戸川コナンと一緒に事件を解決することに興奮しています」と述べた。

Otaku MEの代表者は、映画のプレミア上映について次のように語った。「先週、コナンのプラモデルを作ったばかりですが、謎解き、問題解決のシナリオ、そしてアクションシーンが満載の新作映画を見て、子どもの頃の記憶が蘇りました」

「映画を見て名探偵コナンのプラモデルをもっと作りたくなったので、この作品のキャラクターをもっと発売してほしいです」と同氏は付け加えた。

The Little Things（TLT）の代表者は、映画のファンには「プレミア上映で間違いなく楽しいことがありました。TLTはスペーストゥーンと提携して、公開に先立ってフォロワーに無料のプレミアチケットを配り、さらに盛り上げました」と話した。

同氏は加えて、TLTは映画館の座席の下にギフトバッグを置き、名探偵コナンのファンは皆、TLTのリストバンドを持ち帰ったと述べた。

映画のストーリーは、世界最大のスポーツ競技大会「ワールド・スポーツ・ゲームス（WSG）」の記念すべき東京開催に向けて準備中の日本を舞台としている。WSGの開会式に合わせて、日本の先端技術の粋を集めた真空超電導リニアが運行を開始する。世界が注目する中、大会のスポンサーが集まる会場を突然の惨事が襲う。業界のトップが相次いで拉致され、危機的状況が展開していく。それをきっかけにコナンは捜査を開始。一方、赤井秀一は水面下でコナンに協力する。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』は、昨年4月17日に日本での公開が予定されていた。しかし、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）のパンデミックによって当初の予定よりも公開が遅れていた。今年の4月16日に公開されたこの映画は、日本ではパンデミック以降で初週土日の興行成績がトップ3に入り、中国では最初の2日間で『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』を抑えてトップの興行成績を収めた。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』は、UAE、サウジアラビア、クウェート、カタール、バーレーン、オマーン、イラクの映画館で、日本語版とアラビア語吹き替え版が公開されている。